光華女子学園

今月のことば

平成19年9月のことば
「どのような道を どのように歩くとも いのちいっぱい 生きればいいぞ」
相田みつを『にんげんだもの』より

「いのち」の尊さを見つめ続け、その生き方を、自分の書、自分の言葉で、温かく、そして優しく語りかけた相田みつをさんの「子供へ一首」と題したことばです。
私たちは、面子(めんつ)や体裁(ていさい)、カッコよさなど、みんなまわりを気にして、そんなことにとらわれて生きています。しかし、みつをさんは、そんなことにとらわれて生きる生き方よりも、体裁が悪くても、カッコよくなくても「充実感のある生き方」をしたらいいんだよと、語りかけているのです。
それが「いのちいっぱい 生きる」ということだと・・・。
「いのち」を受け継ぎ、その尊い「いのち」に生かされて生きる私たち、その「いのち」をいっぱい生きているだろうか?

明治期の哲学者で宗教者であった清沢満之は「生かされて生きる」ことの自覚にたった人間の生き方を、「天命に安(やす)んじて 人事を尽くす」と表しています。 (宗)
※ 清沢満之 : 仏教の近代化を推進した真宗大谷派の僧侶、大谷大学初代学長

過去のことば

2023年

10月
8月
7月

2022年

5月
1月

2021年

2020年

11月

2019年

8月

2018年

2017年

11月

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

11月

2010年

2009年

12月

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

2002年

2001年

2000年

ページトップへ