無碍(むげ)の光明(こうみょう)は無明(むみょう)の闇(あん)を
破(は)する恵日(えにち)なり(親鸞聖人『教行信証』「総序」)
2001.02.18
私たち一人ひとりにわけへだてなく与えられている“いのち”。その“いのち”を「みんなが生きている」ということが、平等ということです。「無碍の光明」とは、何ものにもさまたげられることのない、その“いのち”の象徴のことです。
しかし、私たちはややもすると、その事実に背を向け、暗い世界に閉じこもってしまいます。この光の差さない「無明の闇」からなんとか脱したいという願いが起きるとき、本来平等に生かされている明るい世界に目覚める道が開かれるのです。
光華女子学園の「光」という言葉には、そのような意味があるのです。