光華女子学園

学園案内

学園の宗教行事

4月20日頃学園花まつり

お釈迦さまのお生まれになったことをお祝いする日です。
本来は4月8日に行われる行事ですが、本学園では毎年4月20日前後に行っています。
この日は、ルンビニの花園で誕生されたと伝えられることから、花園をあらわす花御堂を飾ります。花御堂には天と地を指さされる誕生仏を安置しますが、これも、生まれて7歩あゆまれ、天上、天下を指して、「天上天下唯我独尊」とのべられたという伝説にもとづくものです。
また、この誕生仏に甘茶をかけますが(潅仏(かんぶつ))、これも、お釈迦さまが生まれられたとき、2頭の竜が甘露の雨を降らせて体を清めたと伝えられることによります。

11月7日学園報恩講

初代校長阿部恵水先生のご命日である11月7日に、学園関係物故者の追弔会とともに行います。
報恩講は、宗祖親鸞聖人の御命日を中心に、聖人の恩徳を感謝するとともに、聖人のみ教えを改めて聞思するために行われる行事で、真宗にとっては、もっとも大切な法会(ほうえ)です。
御正忌(ごしょうき)ともいって、本山では御命日の28日を御満座として、11月21日より8日間にわたって勤められます。

12月8日成道会(じょうどうえ)

お釈迦さまは6年にわたる苦行をすてて、ブッダガヤの菩提樹のもとで瞑想に入られ、ついに悟りを開かれました。それは12月8日の明け方であったと伝えられています。
悟りを開くことを成道といい、お釈迦さまの成道から仏教がはじまるわけです。その成道の日を記念して行われる法会を成道会といいます。

2月15日涅槃会(ねはんえ)

お釈迦さまは、クシナーラーの沙羅双樹(さらそうじゅ)のもとにおいてなくなられたと伝えられています。その日については諸説がありますが、日本では2月15日とされています。
その釈尊入滅の日に当たり、お釈迦さまを追悼する意をこめて行われる法会を涅槃会といいます。
涅槃というのは、もともと迷いのなくなった境地をさすのですが、お釈迦さまのおなくなりになったことをさすことばとしても用いられます。

2月22日学園太子忌

聖徳太子のおなくなりになった日にあたり、太子の徳をしのんで行われる法会です。
推古天皇の摂政であった太子は、『十七条憲法』などを定められました。とくに仏教興隆につとめられ、仏教を日本において盛んにする基礎をつくられた、日本仏教の祖というべき方です。したがって、日本の仏教各宗とも、太子を讃仰するのですが、とくに親鸞聖人は、「和国の教主」と崇敬されました。

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