光華女子学園

学園案内

学園長メッセージ

光華女子学園
学園長 阿部 敏行

光華女子学園が創立された昭和14年といえば、女性の中等教育への進学率は10%超で、戦時中の昭和19年頃の高等教育へのそれは1%あるかどうか。銃後の守りが女性の役割と考えられ、初等教育終了後はそれ以上の教育をほとんど受けることができない社会風潮でした。そのような社会にあって、東本願寺の大谷智子お裏方(昭和天皇妃-香淳皇后-の妹君)は、将来女性が男性に伍して社会を牽引し、社会的地位の向上をはかるためにも、女子教育の必要性を願われました。
「仏教精神に基づく女子教育の場」を、とのご発願を受けて創立された本学園は、校訓を「真実心」と掲げ、教育の基本を親鸞聖人が明らかにされた浄土真宗の教え、すなわち「生かされ生きていることの自覚」による人間形成に置いています。向上心(=精進)、潤いの心(=慈悲心)、そして感謝の心、すなわち「光華の心」を大切にする人間の育成であります。創立以来79年の星霜を重ね、現在では幼稚園から大学・大学院まで学齢に空隙のない人間教育を行う総合学園として発展してまいりました。今や人生100年時代。AIをはじめとする先端技術がさまざまな産業や生活を支配する社会の到来により、学びのあり方や学習プログラムの多様化が求められる中、本学園は他学との違いを構築し、特色を鮮明にして社会に存在価値のある学園を目指し諸改革に取り組んでおります。
高等教育では、小学校や幼稚園・保育園の先生を養成する「こども教育学部」や栄養・看護・福祉・心理の分野からなる「健康科学部」、そして社会人の基礎力を磨く「キャリア形成学部」や「短期大学部」、さらには大学院「心理学研究科」・「看護学研究科」と「助産学専攻科」を擁し、いずれも、男性に伍して社会を牽引する知性豊かで品性のある女性の育成を目指しています。時代背景は異にしても、まさに創設者の願いに適う女子教育であります。

一方、初・中等教育では、日本の伝統文化・礼儀マナーを理解し、自ら海外に発信できるグローバル人材の育成に尽力するとともに、就学前教育においては、延長保育の充実や満3歳児保育の実践など保護者ニーズに応えた取り組みをしております。
このように、総合学園としての強みを発揮し、学生生徒だけでなく、設置校を超えて全教職員が連携し、一貫した「光華教育」の実践に邁進してまいります。併せて、「知」と「地」の拠点として、その存在価値のさらなる向上にも努めていく所存です。今後とも変わらぬご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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