光華女子学園は、東本願寺の大谷智子裏方(昭和天皇妃―香淳皇后―の妹君)の「仏教精神、特に親鸞聖人が明らかにされた浄土真宗の教えに基づく女子教育を京都の地で」という思いをもとに設立され、2025年、学園創立85周年を迎えます。1940年の光華高等女学校開校以来、本学園が幼稚園から大学、大学院までを擁する女子の総合学園として発展してこられたことは、これまで学園運営にご尽力してこられた諸先輩方や有縁の皆さま、地域の皆さま、そして何より惜しみなくご支援ご協力をいただいてきた卒業生や保護者の皆さまの支えがあってのことと存じます。
改めて皆さまに心より感謝申し上げたいと思います。
さて現代社会は学園創立時とは異なり、ジェンダーレス、ジェンダーフリーという言葉が浸透・定着し、男女が共に社会を切り拓いていく時代となってきました。また、2023年度における大学への進学率をみても、学習機会の男女による格差はほぼ解消されました。このように、開学当初の目的は、ほぼ達成できた状況となっています。しかしながら、グローバル化やデジタル化が急速に進展する現代社会は、さまざまなことが大きく変わろうとする時代の変革期であり、開学時とは異なる意味で混沌とした予測困難な時代となっています。このような時代において、仏教を建学の精神に据え、人間の本質に対する深い理解を持った人材を養成する本学園の役割は大きいと考えています。
本学園は、学園創立85周年を迎えるにあたり、世代を越え、願いをつなぎ続ける学園としての新たな目標として「STAY BONBU, CO-CREAT WELL-BEING」を掲げ、まずは京都一WELL-BEINGな人と社会を共創する学園となれるよう挑戦してまいります。これは、仏教精神を体現した人材(凡夫)が人々と共創することによって、不安を和らげ、将来に期待の持てる温かみのある社会、すなわち「これまでより良い感じになった」という実感を持てる「Well-Beingな社会を共創する」という願いの表明です。そしてその実現に向け、全設置校を男女共学とし、「つながり、つなぎ、つないでいく」という意識を持って幼稚園から大学、大学院までの一貫教育を深化させ、男女が共に輝く社会実現に向け取り組んでまいります。
混沌とした時代において社会を照らす光となり、人々に笑顔と温かさをもたらす華となる人材の育成に向け邁進してまいりますので、引き続きご支援、ご協力をお願い申し上げます。
2025年5月
理事長 阿部 恵木
華の
みなさまからお寄せいただきました寄付金は、次の事業に使われます。本募金では、寄付金の使い道を次の4つの使途から自由に選択することができます。さらに、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学・短期大学部・大学院と指定することもできます。これにより、みなさまのご意向に沿った形で寄付金が活かされます。
・各校園の教育活動の支援
・各校園の研究活動の支援
・幼稚園園舎の移設・建て替え
・小学校校舎の移設・建て替え
・中学校・高校校舎の整備
・大学・短期大学部・大学院のキャンパス整備
・園児・児童・生徒・学生への奨学金基金
・クラブ活動全般への支援
1億円
①個人寄付 1口5千円
②法人寄付 1口10万円
③団体寄付 金額は特に定めておりません。
できましたら、複数口のご寄付をお願いいたします。また、任意の金額でもありがたくお受けいたします。
本募金は、本学園を支える制度です。できる限り長く継続的にご支援いただけますと幸いです。
2030年3月31日まで
ご寄付を賜りました方々のご芳志に感謝し、払込取扱票に記載されたお名前で寄付者のご芳名録を作成し、学園に保存し末永く顕彰いたします。ご芳名の公表等のご希望等につきましては、払込取扱票に記入していただく欄を設けております。
募金に関する書類にご記入いただきました個人情報は、本学園の「個人情報の保護に関する規程」を遵守し、適正に管理いたします。また、募金に関すること以外の目的には使用いたしません。
華の煌き募金は、任意にてお願いしております。また、本募金のご案内が複数お手元に届きました節は何卒ご容赦願います。
〒615-0861 京都市右京区西京極野田町39
学校法人 光華女子学園 学園運営部内 募金事務局
TEL.075-325-5215
FAX.075-322-0336