光華女子学園

2022年度「涅槃会」を行いました

2023.02.27

2月15日(水)、本学園慈光館太子堂にて、釈尊(お釈迦様)入滅の日(=ご命日:2月15日)に、釈尊への報恩の意を表し、み教えを改めて聞思する機会として、涅槃会(ねはんえ)が行われました。

今回は、京都光華中学校1年生と教職員が参列し、真宗宗歌や恩徳讃などの仏教讃歌の斉唱・焼香などを行いました。

 

 

 

 

司会より、本尊の脇に映し出された大涅槃図を観ながら、お釈迦様が出家をされ、お悟りを開かれたことや、沙羅双樹のもとで亡くなられた様子についての説明がありました。

音楽法要、勤行に引き続き、石原康史事務局長(学園宗教部長)による法話が行われました。

 

実家がお寺の石原事務局長は、幼少期に母親から「やすしー!まんまんちゃん(=阿弥陀如来)が見てはるでー!」と声をかけられていました。誰も見ていなくても阿弥陀様は全てお見通しなので、行儀良くしておくようにという教えです。

どんな人にも善心・良心・悪心があります。悪心を持つ私たちが幸せになるには、念仏を称え、仏様の本願に会い、身を任せることが必要です。そうすることにより、自然と感謝がこみあげ、安心の中で毎日を過ごすことができるのだと語りました。

 

 

参加した生徒からは「お話しされた『まんまんちゃん』を『自分』に例えて、日々行動することを大切にしたいと思った。」「善心、良心、悪心についてしっかり考える機会になりました。」といった感想が述べられました。

 

 

 

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