第15回KOKAエコアワード表彰式を行いました
2024.12.20
2024年12月11日(水)、本学園にて第15回KOKAエコアワード表彰式を行いました。
「KOKAエコアワード」は本学園創立70周年を記念して、平成22年度より実施してきた学園行事です。
(1)エコアイデア部門、(2)標語・短歌(和歌)部門、(3)作文部門、(4)ポスター部門、(5)作品部門から構成され、エコに関する作品・アイデアの中から、優れた内容を表彰します。
エコアワードは、学園のエコ活動を多くの方と共有したいとの思いから、保護者(ご親戚・ご兄弟含む)や卒業生の方だけでなくお取引先様や本学イベントにご参加いただいた方からも、エコ川柳(標語・短歌(和歌))を広く募集しております。昨年に引き続き、TEAM EXPO 2025のご縁から、地域社会の活性化と人材の育成を目指すべく、第一生命保険株式会社様からご協力をいただきました。その結果、各校園・企業、団体様から1375点もの素晴らしい作品・アイデアがエントリーされ、下記のとおり部門ごとに表彰しました。
これからも光華女子学園は、学齢に合わせた環境教育と環境活動を行い、地球環境に貢献していきます。
受賞作品一覧
【標語・短歌(和歌)学生・生徒部門】
[金賞] 「リサイクル ごみがみらいへ へんしんだ」 小学校2年 渡部 叶翔
[銀賞] 「環境を みんなで守る チーム戦」 中学2年 森本 さら
[銅賞] 「まずは知る インターネットの 深い海 本物の海で 起こる悲劇を」
高校1年 北川 由奈
[入選] 「変えていく 世界をフォローし 地球から いいねもらえる そんな未来に」
高校1年 谷 まどか
[第一生命特別賞] 「考えよう エコな社会を 目指すため ひとりの意識が 未来を照らす」
大学2年 布川 真愛
【標語・短歌(和歌)教職員部門】
[金賞] 「温暖化 ではなくもはや 沸騰化 エコ活動で 守ろう地球」
地域連携推進センター 橋詰 侑季
[銀賞] 「おでかけは 交通機関で スマートに」 小学校 髙村 涼雅
[銅賞] 「無限でない 資源は大切 リサイクル」 幼稚園 梅田 啓鼓
[入選] 「地産地消 エエことだらけの エコなこと」 幼稚園 深谷 麻友
[第一生命特別賞] 「「もったいない」子につっこまれはっとする」
地域連携推進センター 中村 詩絵
【標語・短歌(和歌)卒業生・お取引先様その他部門】
[金賞] 「楽しもう 秋の夜長の ストレッチ スマホも閉じて 早めの消灯」
本学園が取り組む環境活動に関心のある方
[銀賞] 「トキを経て絶滅危惧種になりました」
卒業生(ライフデザイン学科) 室生 芙紗子様
[銅賞] 「あぁ暑い 今年は蜩鳴いたかな 四季を感じず危機を感じる」
SMBC日興証券株式会社 三谷 圭奈子 様
[入選] 「エコバッグ 天然素材の良品は 壊れて捨てても 土に帰る」
SMBC日興証券株式会社 白山 純 様
[第一生命特別賞] 「エコ活動もったいないが合言葉」
本学園が取り組む環境活動に関心のある方 中村 英義 様
【作文部門】
[金賞] 「わたしができるエコ」 小学校5年 橋本 和樹
[銀賞] 「ウッドチップの可能性」 高校1年 佐藤 寿咲
[銅賞] 「環境問題を考えよう」 小学校5年 五ノ井 岳
[入選] 「環境問題について考えよう」 小学校5年 出田 逞馬
[入選] 「ひとり暮らしとエコ活動」 大学1年 角波 詩緒莉
【ポスター部門】
[金賞] 「はじめよう地球のためにリサイクル」 小学校4年 林 さくら
[銀賞] 「あなたのその行動で失われる生物のページ」 高校3年 東野 桃子
[銅賞] 「自然で見つけたきれいな色」 幼稚園 すみれ組 渡部 美玲
[入選] 「海はゴミ箱?」 小学校4年 髙木 美沙
[入選] 「それ 本当に食べ終わっていいの?」 高校3年 数井 暖菜
【⑤作品部門】
[金賞] 「きずつけないで!ぼくのきれいなしぜん」 幼稚園すみれ組 藤尾 碧空
[銀賞] 「ふんわりくらげふうりん」 小学校3年 井上 ひな乃
[銅賞] 「カラフルアクアリウム」 小学校3年 内田 弾
[入選] 「クリスマスツリーエコカレンダー」 幼稚園さくら組 八木 静香
[入選] 「風車と牧場」 小学校3年 志熊 光
受賞された皆さん、誠におめでとうございます。
第8回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました
2024.12.11
11月10日(日)、第8回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました。
本学園は校園連携によるグローバル人材の育成を目指した取り組みを進める中、特に英語教育に力を入れており、幼稚園から小学校・中学校・高等学校・大学へとつながりのある英語教育に取り組んでいます。本学園がこれまで培ってきたノウハウを生かし、英語を学ぶ子どもたちに、日頃の成果を発表する機会を提供することで、英語での表現力、コミュニケーション力を高めるとともに、英語を学ぶモチベーションの向上に寄与することを目的とし、2017年度から「KOKA ENGLISH CONTEST」を開催しております。
昨年度に続き、株式会社わかさ生活様、株式会社京都銀行様、株式会社ECC様、株式会社EdulinX様、コアネット教育総合研究所様、株式会社リクルート様、株式会社LoiLo様、京都新聞様、京都府教育委員会様、京都市教育委員会様にご後援をいただきました。
第8回目となる今年度は総勢90名の応募があり、予選を突破したのは幼稚園・保育園児から高校生まで計27名(暗唱の部18名、スピーチの部9名)。本選出場者は、引き締まった表情で1人ずつ演台に立ちました。
暗唱の部では、暗記した課題の詩や絵本をジェスチャーやイントネーションを駆使して表現し、視聴者に分かりやすく伝える工夫が見られました。
スピーチ部門では、「SDGsの実現に向けて」を共通テーマに英語でスピーチしました。発表者の一人(テーマ『Sign Language: A Small Gesture for a Big Change in SDGs』)は、勉強中の手話に触れながら、SDGsの中心的な誓いである“No one will be left behind(誰一人取り残さない)”と、手話の世界共通な“ぬくもり”との親和性に着目し、SDGsのゴールに近づくためには、私たちそれぞれの小さな行動が大切で、手話を学んだり使ったりすることはSDGs実現のカギとなると述べました。それぞれの発表者が、日ごろ取り組んでいることや将来の夢などを交えて、伝えたい想いを丁寧に視聴者に届けました。
発表の後は、京都外国語大学 国際貢献学部グローバル観光学科のジェフバーグランド先生をお招きし、記念講演を行っていただきました。
講演のテーマは「Having Fun in English Tongue Twisters Emotion in Voice Tone」。英語はリズムや抑揚が大切だというお話があった後、参加者や保護者の方々は、英語の早口言葉を通して楽しく英語の発音を学びました。
本大会は、参加者の英語力の向上だけではなく、英語学習へのモチベーション向上にもつながる良い機会となりました。
学園報恩講および追悼法要を厳修しました
2024.11.29
11月7日(木)、本学園光風館講堂において学園報恩講および追悼法要を厳修しました。
学園報恩講は、宗祖親鸞聖人のご命日をご縁に、聖人の恩徳を感謝するとともに、聖人の御教えを改めて聞思する機会として、親鸞聖人によって開顕せられた浄土真宗の教えを建学の精神とする真宗大谷派関係校である本学園において、最も大切にしている宗教行事です。
親鸞聖人のご命日は11月28日ですが、その日は浄土真宗大谷派本山東本願寺で勤められている本山報恩講のご満座(最終日)にあたるため、本学園では、阿部恵水初代中学・高等学校校長のご命日である11月7日に繰り上げて、本学園関係物故者の追悼法要とともに執り行っています。
各校園から、園児・児童・生徒・学生、同窓会代表、学園物故者のご遺族、教職員が参列し、園児から大学生までの代表による献灯、献花、焼香が厳かに行われました。
その後、真宗大谷派 無量山 延福寺の松下 蓮先生をお招きし、法話を行っていただきました。法話では、「親鸞聖人は、『仏様が、私たちは何もわからない存在であるということを教えてくださる』という視点を大切にされています。例えば、親しい人や愛する動物が亡くなったとき、単純に『感謝』という言葉では言い足りない深さをもった気持ちになることがあります。当たり前に生きてくれていたことや生まれてきてくれたことが、その時初めて、当たり前ではなく不思議なことだと気づかされるのです。このように、『分からないこと』や『不思議だと感じること』は決して悪いことではない。むしろ、それらの感情や疑問に向き合うことで、新しい気づきが生まれる。逆に、答えを決めつけてしまうと、前に進めなくなってしまう」と“不思議との出会い”や“疑問を持つこと”の大切さをお話しいただきました。
この法要は、参加者一人ひとりが亡くなった方々を追悼し、仏教精神について思いを巡らすことで、自分自身を見つめ直す機会となりました。
本学園卒業生で、バレエの世界で輝かしい実績を誇る藤川雅子氏によるバレエ講演会を開催しました
2024.11.12
11月2日(土)、本学園 奨学会(保護者会)主催で、園児・児童・生徒・学生たちの将来の夢や希望を育むことを目的とした「奨学会教育振興事業講演会」を開催し、本学園 在籍者や保護者、教職員約700名が参加しました。
今回は、本学園の幼稚園から高校までを卒業し、現在は、有馬龍子記念一般社団法人京都バレエ団に所属し、ゲストダンサー・講師・振付家としてもご活躍されている藤川雅子氏をお招きし、バレエを披露していただきました。
披露していただいた演目は、三大バレエの一つである『くるみ割り人形』。生徒たちは、素敵な舞台装飾や衣装、音楽に合わせて身体で感情を表現するバレエの魅力に夢中になりました。
優雅で落ち着いたムードに包まれた後は、バレエ体験が行われました。参加した多くの生徒たちはバレエを初めて体験しましたが、藤川氏をはじめとするバレエ団の皆さんのパフォーマンスに魅了され、真剣に学ぶ様子が見受けられました。
最後に、生徒たちから藤川氏への質疑応答があり、多数の質問が寄せられました。「挫折した経験はありますか」という質問に対し、「挫折したことはない。やるしかないという強い気持ちで挑戦し続けている、これからも素晴らしいメンバーとともに舞台に立ち続けたい」と、夢や目標に対して覚悟を持つことの大切さを伝えてくださいました。
藤川氏の情熱的なパフォーマンスと励ましの言葉は、日々勉学や部活動などに励む生徒たちを鼓舞する貴重な機会となりました。
第4回 英語教育フォーラムを開催しました
2024.11.06
本学園主催の、第4回 英語教育フォーラムを9月8日(日)に開催しました。
英語教育フォーラムとは、小学校英語が教科化された2020年の翌年(2021年)から、小学校で始まった英語教育をいかに中学校・高等学校・大学での指導につなげるのか、英語教育に携わるさまざまな方たちと共に考えることを目的として、今回で4回目の開催となりました。4回目を迎える同フォーラムのテーマは、「これからの『つなぐ英語教育』を考える」。今回は講師に英語教育の第一線で活躍されている文部科学省初等中等教育局外国語教育推進室の早川優子先生、関西学院大学教育学部教育研究学科教授の泉惠美子先生、ペンシルバニア大学教育学大学院言語教育学部教授のバトラー後藤裕子先生をお迎えし、それぞれのお立場から各教育機関をつなぐ英語教育の話を中心に、「今一番大切にしたい英語教育の視点」についてご講演いただきました。
まずバトラー先生は、多文化理解の重要な契機や留意点について、最新の論文を交えながらご説明されました。異文化に触れることは、食べ物やお祭り、スポーツなどにみられる表面的な差異を感じることで自己理解の機会や世界の多様性を認めあう機会をもたらし、その一方で、共通の価値観や問題意識を知ることで、普遍的な大切なものの存在に気づく機会としても機能するとお話しされました。異なる国々の物語であってもストーリーの原型が類似している例や、リードの3段階モデル(Read, 2022)を紹介され、「異文化への理解の出発点は、違いを強調するのではなく、同じ“人間”としての共通点を認識し、互いへの親しみや同情心を深め、尊敬することにある」と異文化教育の最前線について語り、参加者の理解を深めました。
早川先生は、自身が所属されている文部科学省が行う全国学力調査・学習状況調査の結果を踏まえ、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の両方に取り組んだ児童・生徒が、各教科の正答率、授業理解度、挑戦心、自己有用感、幸福感などで高いスコアを示したことを指摘し、学力と関連付けられやすい社会経済的背景(SES)が低くても、英語力が向上している学校の授業方法について、ご自身の教員経験も交えながらご説明されました。また、子どもが表現方法に悩んでいる場合でも、教員は英語表現を教えるのではなく、既得の表現を用いて工夫して伝えるよう導くべきであることなど、教員のあり方や生徒との適切な関わり方についても述べられました。
続いて、本学園の幼稚園から高等学校の各教員がそれぞれ現状報告を行った後、本学こども教育学科の田縁教授より、本学園が行う英語教育の全体像が説明されました。授業内で非認知能力を養うために、指導者たちで各校園それぞれの授業めあてを共有する取り組みや、小学校と中学校で同じストーリーを用いたLBS(Learning By Storytelling)指導を取り入れ、音から文字への指導をスムーズに連携した試みなど、一貫した英語教育に取り組む実践報告がありました。
その後、泉先生には、光華女子学園が取り組むボーダーレスな英語教育についての講評を中心にお話しいただきました。特に、本学園が毎年夏に行っている KOKA English Campについて、「幼稚園から大学が連携した異文化・異言語の実体験を行うことで、世界市民としてのグローバルな視野を育むことができる」と今後の継続的な取り組みに期待を寄せられました。また、SELやLBS、社会脳インタラクション能力(門田, 2023)など、教育研究の視点から、教科授業の中で人間力を向上させるための新たな英語教育のあり方も提示されました。
最後に、本学谷本副学長が、「異文化交流において、“違う”、“同じ”という視点がありますが、実は“同じ”ということは何なのか、ということは非常に重要であると考えております。寛容的な視点から”同じ”ということをとらえることは、目に見えないこと、数値化しにくい大切なものに気づくものの見方、考え方を磨くことができると考えているからです。」と述べ、本フォーラムを締めくくりました。
令和6年度 学園長賞表彰式を行いました
2024.11.01
10月21日(月)、令和6年度 学園長賞表彰式を行いました。
学園長賞は、本学園の在学生で、学業・文化・スポーツ等において特に優秀な成績を修められた方や、ボランティア活動等で地域に貢献などをされた方を表彰する制度です。
本年度も多数の推薦が寄せられ、厳正なる選考を行った結果、個人で9名、団体で5団体、特別表彰では個人で2名、団体で2団体が選出されました。
阿部理事長から一人一人に賞状と記念品を手渡し、表彰しました。
理事長からは更なる活躍を期待して激励の言葉がありました。また、受賞者からは今後に向けた力強い宣誓がありました。受賞者の皆さんのますますのご活躍を期待いたします。
2024 Summer KOKA World English Campを開催しました
2024.09.20
本学園は、幼稚園から大学・大学院を有する総合学園の利点を生かし、校園連携によるグローバル人材の育成を目指した取り組みを進めています。その中で、特に英語教育には力を入れており、幼稚園から小学校・中学校・高等学校・大学へとつながりのある英語教育に取り組んでいます。今回、その一環として、8月19日(月)・20日(火)、幼稚園児から高校生までを対象に、英語だけの環境の中、2日間にわたりさまざまなアクティビティを通して異年齢交流をしながら異文化交流を行う英語イベント「2024 Summer KOKA World English Camp ~One Small World~」を開催しました。
今回は、5人のゲストティーチャー(アメリカ・中国・オーストラリア・フィリピン・トリニダード=トバゴ出身)をお招きし、それぞれの国の文化に触れることができる楽しいアクティビティを持ち寄っていただきました。
昨年度は学園在籍者のみを対象としていましたが、本年度は一般の園児・児童・生徒にも門戸を開き、総勢100名を超える方にご参加いただき、活気あふれる異文化交流の機会となりました。
参加者たちは異年齢のメンバーで構成されたチームに分かれ、絵本の読み聞かせやゲーム、エクササイズなどを通じて、各国の文化を楽しく学びました。ゲーム中、英語で仲間を励ます姿も見られ、英語にチャレンジしながら思いやりをもってサポートする姿が印象的でした。
また、本学こども教育学科の学生もサポーターとして参加し、参加者を手助けしながら異文化交流を一緒に楽しみました。
最後に、参加した小中高生は2日間の学びをまとめ、ゲストティーチャーの出身国を紹介する英語スピーチに挑戦しました。スピーチが終わると、ゲストティーチャーたちは参加した園児・児童・生徒に参加証を手渡し、「Well-done(立派な発表でした)」と、激励しました。英語だけの2日間を過ごしたことで、日々英語を学ぶ子どもたちは、自信を持った表情で会場を後にしました。
2024年度「学園花まつり」を開催し、終了後には学生考案の健康カレーが振舞われました
2024.05.08
4月19日(金)、本学園において幼稚園から大学、大学院までの全設置校の各校園が一堂に会する「学園花まつり」を行いました。
この行事は、仏教をお開きになったお釈迦さまの誕生日を祝う会であり、またお釈迦さまが深く問われた、「人生をいかに生きていくか」、「本当に歩むべき道は何か」について園児・児童・生徒・学生と教職員が自分に問いかける機会として、本学園の創立当時から続けている大切な行事です。
晴天に恵まれたこの日は、小学生マーチングバンドや中高バトントワリング部等によるパレードから始まり、小学生が引く白象の行進、中高吹奏楽部・軽音楽部・聖歌隊による讃歌を取り入れ、華々しい雰囲気で法要が行われました。
当日は、東本願寺の公式キャラクターである鸞恩(らんおん)くん、蓮(れん)ちゃん、あかほんくんが登場し、みんなでお釈迦様のお誕生をお祝いしましょう!と呼びかけました。また、学園花まつりの後、光華幼稚園に登場した鸞恩くん達に園児たちは大喜びの様子でした。
真宗大谷派僧侶でアナウンサーの川村妙慶先生の法話では、「八功徳水(はっくどくすい)」という仏語についてわかりやすく説明してくださりました。水には心を清らかにする「甘」「冷」「軟」「軽」「清浄」「不臭」「飲時不損喉」「飲已不傷腸」の八つの役割があり、水を飲む時や手を洗う時、お風呂に入る時になど、この八つの役割を思い出し心を清らかに日々過ごしてほしいと語られました。
当日の様子は、保護者や一般の方へ向けてYouTubeにてライブ配信を行いました。また、各校園の玄関にお釈迦さまの誕生仏をおまつりし、在校生が自由に甘茶を灌仏できるようにして、学園全体でお釈迦さまのご誕生をお祝いいたしました。
学園花まつり終了後、園児・児童には「子どもも大好き!あまくておいしいココナッツスパイスカレー」、生徒・学生・教職員には「アレルゲン対応トマトツナカレー」が振舞われました。本学園では、学園花まつり当日に、お釈迦さまのお生まれになったインドを代表する食事であり、また老若男女に好まれる日本の国民食である「カレー」を全ての校園の在籍者(学生~園児)、教職員へ提供しています。
このカレーは、”学園花まつり”をカレーを食べる日にし、楽しくお祝いをしようとの企画で、昨年、本大学 健康栄養学科で管理栄養士や栄養士を目指す学生に対して行われた、「老若男女の健康を考慮したカレー」をコンセプトとした「健康カレーレシピコンテスト」で子ども向けの部、一般向けの部でそれぞれ最優秀賞を受賞したカレーです。いずれもアレルギーにも対応したカレーとなっているため、アレルギー体質の方も安心して食べることが出来ます。
同じ時間、同じ場所で皆が笑顔で同じカレーを食べ、光華女子学園の一人一人の心の繋がりを感じる一日となりました。
第14回KOKAエコアワード表彰式を行いました
2023.12.22
2023年12月13日(水)、本学園にて第14回KOKAエコアワード表彰式が行われました。
「KOKAエコアワード」は本学園創立70周年を記念して、平成22年度より実施してきた学園行事です。
(1)エコアイデア部門、(2)標語・短歌(和歌)部門、(3)作文部門、(4)ポスター部門、(5)作品部門から構成され、エコに関する作品・アイデアの中から、優れた内容を表彰します。
エコアワードは、学園のエコ活動を多くの方と共有したいとの思いから、引き続き保護者(ご親戚・ご兄弟含む)や卒業生の方だけでなくお取引先様や本学イベントにご参加いただいた方からも、エコ川柳(標語・短歌(和歌))を広く募集しております。昨年に引き続き、TEAM EXPO 2025*のご縁から、地域社会の活性化と人材の育成を目指すべく、第一生命保険株式会社様からご協力をいただきました。その結果、各校園・企業、団体様から1356点もの素晴らしい作品・アイデアがエントリーされ、下記のとおり部門ごとに表彰しました。
これからも光華女子学園は、学齢に合わせた環境教育と環境活動を行い、地球環境に貢献していきます。
受賞作品一覧
【エコアイデア部門 児童・生徒・学生部門】
なし
【標語・短歌(和歌)学生・生徒部門】
[金賞] 「風鈴も この暑さでは 効果なし 鳴っているのは危機の警鐘」
高校3年 加藤 南花
[銀賞] 「エコ社会 みらいにつなぐ 青い ほし」
小学校2年 西村 理加
[銅賞] 「心配と言いつつ本音は「関係ない」 地球の「いつか」は明日かもしれない」
高校1年 古田 帆花
[入選] 「エアコンは 一部屋だけで 家族の輪」
中学校1年 吉田 智咲
[第一生命特別賞] 「食卓に ご飯が並ぶ 幸せは みんなが持てる ものじゃない」
大学1年 古川 蓮
【標語・短歌(和歌)教職員部門】
[金賞] 「無理せずに 1日1エコ 心がけ」
入学・広報センター 村井 伸吾
[銀賞] 「ウォーキング 私と地球が 健康に」
キャリア形成学科コモンズ 大西菜穂子
[銅賞] 「さざなみに ペットボトルは にあわない」
小学校教員 長澤 静
[入選] 「今日くらい 明かりを消して 仰ぎ見る 静けさまして 望月を待つ」
地域連携推進センター職員
[第一生命特別賞] 「秋の風 自転車乗って エコ通勤」
小学校教員 中西 仁美
【標語・短歌(和歌)卒業生・お取引先様その他部門】
[金賞] 「わが家では パパのダジャレが 冷房に」
株式会社ワークアカデミー 宮藤 英樹 様
[銀賞] 「どれにする? まだ使えると 子に言われ」
第一生命保険株式会社 市瀬 健史 様
[銅賞] 「ク−ラ−を 消し夕涼み 虫の音に 月との出会い 心を癒やす」
生活教養科卒業生 笹間 ゆかり 様
[入選] 「節電は毎日の小さな心がけ。みんなで未来を明るくしよう。」
野村證券株式会社 今木 遥 様
[第一生命特別賞] 「マイお箸 ただ独りでも もち歩く」
宮本設備 楯 沙久良 様
【作文部門】
[金賞] 「海の環境の調べ学習を終えて」
小学校5年 北里 悠一朗
[銀賞] 「フードバンクと地球の未来」
高校1年 伊藤 亜沙華
[銅賞] 「早寝早起きでエコ活動」
大学1年 山口 素子
[入選] 「食品ロス削減と子ども食堂の利用」
高校1年 松田 果薗
[入選] 「未来の地球のためにすべきこと」
大学2年 北尾 のの香
【ポスター部門】
[金賞] 「海にゴミをすてないで!!」小学校4年 淺野 栞
[銀賞] 「地球を守ろう。」高校3年 岡本 有咲
[銅賞] 「水族館?」高校3年 中久保 音色
[入選] 「エコバッグを持ってパーティ」 幼稚園 いちご組 若林 陽詩
[入選] 「森(木)をふやそう!」 小学校4年 大八木 秋歩
【⑤作品部門】
[金賞] 「私のエコランド」
小学校3年 福岡 奈緒
[銀賞] 「きれいなうみでたのしもう!みんなのうみたいせつにするよ!」
幼稚園年中 藤尾 碧空
[銅賞] 「木がいっぱいになりますように。」
幼稚園年中 八木 静香
[入選] 「私のエコランド」 小学校3年 清水 玲
[入選] 「ひかりんおべんとう」 幼稚園年長 堀 ひかり
受賞された皆さん、誠におめでとうございます。
2023年度「成道会」を行いました
2023.12.22
12月8日(金)、釈尊(お釈迦様)が悟りを開かれた日をご縁に、釈尊のみ教えを改めて聞思する機会として、成道会(じょうどうえ)を行いました。
今回の成道会には、光華幼稚園年長児と教職員が参列し、真宗宗歌や恩徳讃などの仏教讃歌の斉唱・勤行・焼香などを行いました。
法話では、本学学園宗教部小椋厚太氏が釈尊のお悟りまでの道のりに触れ、生きとしいけるものが幸せになる方法として、人は自分一人の力で生きているのではなく、世の中の大きなつながりの中で生かされていることに気づかれたとお話されました。私たちはだれかをうらやましく思う時もありますが、そんな時は今日のお話を思い出し、周りの人や物に感謝の気持ちをもって過ごしてほしいと呼びかけられました。