2025年度「学園花まつり」を開催しました
2025.05.01
4月18日(金)、本学園において幼稚園から大学、大学院までの全設置校の各校園が一堂に会する「学園花まつり」を行いました。
この行事は、仏教をお開きになったお釈迦さまの誕生日を祝う会であり、またお釈迦さまが深く問われた、「人生をいかに生きていくか」、「本当に歩むべき道は何か」について園児・児童・生徒・学生と教職員が自分に問いかける機会として、本学園の創立当時から続けている大切な行事です。
当日は、小学生マーチングバンドや中高吹奏楽部の演奏、中高バトントワリング部等によるパレードや、小学生が引く白象の行進から始まり、パレードの最後には東本願寺の公式キャラクターである鸞恩(らんおん)くん、蓮(れん)ちゃん、あかほんくん、京都光華女子大学学生会のマスコットキャラクターのはなたんが登場し、園児たちは大喜びでした。
式典では中高の生徒が持参したお花の献花や、中高吹奏楽部・軽音楽部・聖歌隊による讃歌を取り入れ、華々しい雰囲気で法要が行われました。
真宗文化研究所の太田蕗子講師による法話では、「私たちは生きていくうえで他の生き物の命を頂いているということに感謝し、食べる時には『いただきます』としっかり手を合わせてください」といったお話があり、命に感謝する心の大切さが語られ、あらためて考えさせられる機会となりました。
また、各校園の玄関にお釈迦さまの誕生仏をおまつりし、在校生が自由に甘茶を灌仏できるようにして、学園全体でお釈迦さまのご誕生をお祝いいたしました。
学園花まつり終了後、園児・児童には「子どもも大好き!あまくておいしいココナッツスパイスカレー」、生徒・学生・教職員には「アレルゲン対応トマトツナカレー」が振舞われました。本学園では、学園花まつり当日に、お釈迦さまのお生まれになったインドを代表する食事であり、また老若男女に好まれる日本の国民食である「カレー」を全ての校園の在籍者(学生~園児)、教職員へ提供しています。
このカレーは、”学園花まつり”をカレーを食べる日にし、楽しくお祝いをしようとの企画で、2023年、本大学 健康栄養学科で管理栄養士や栄養士を目指す学生に対して行われた、「老若男女の健康を考慮したカレー」をコンセプトとした「健康カレーレシピコンテスト」で子ども向けの部、一般向けの部でそれぞれ最優秀賞を受賞したカレーです。いずれもアレルギーにも対応したカレーとなっているため、アレルギー体質の方も安心して食べることが出来ます。
同じ時間、同じ場所で皆が笑顔で同じカレーを食べ、光華女子学園の一人一人の心の繋がりを感じる一日となりました。
2026年度 学園改革に関する記者会見を開催しました
2025.03.19
2025年3月12日(水)、本学 慈光館 太子堂において、「学校法人光華女子学園」の教育体制に関する大幅な改革について記者会見を開催しました。
会見では、阿部恵木理事長より、今回の改革に至った背景や本学園の歴史、そしてこれからの社会で求められる教育の在り方についてご説明しました。また、男女共学化、校名変更、新学部設置に込めた想いを語り、具体的な教育改革の内容やこれからの時代に必要とされる人材育成のビジョンについてもお伝えしました。
会見には報道関係者や教育関係者など、多数の方にご参加いただきました。質疑応答では、男女共学化の経緯や男子学生の受け入れに向けた取り組みなどのご質問を頂戴し、それぞれ一つ一つ丁寧にお答えする形で進行いたしました。
また、本学園が目指す『WELL-BEINGな社会の共創』という教育方針を示し、今後の教育の方向性について広く理解を深めていただく機会となりました。
阿部理事長は会見の中で、「本学の建学の精神は、仏教精神に基づく教育です。それは『自分とは』という深い人間理解を問いかけるものであり、自分とは凡夫(消し難い煩悩とともに生きるただの人間)であるということへの気づきを促す教育です。この自分とは凡夫であるということに頷けたとき、これまでと同じ世界を生きているにも関わらず、見える世界の景色が変わる、すなわち自分も他者もただの凡夫であり、同じ世界を生きる『同朋』であると受け取れる世界が拓けるのです。現代社会の多くの課題は私たち人間の欲望が生み出したものです。しかしそれは『私=凡夫』に問われている課題なのだと理解し、その理解を持った一人ひとりがこの社会を変えていこうという意思をもって共創を始めた時、この社会は変わり始め、健やかに暮らしたいという人間の本質的な願い:WELL-BEINGに近づいていくのだと思います。京都光華は、STAY BONBU, CO-CREAT WELL-BEINGを掲げ、京都一WELL-BEINGな人と社会を共創する学園を目指してまいります。」と改革への強い決意を語りました。
ご参加いただきました皆さま、日頃よりご支援くださっている皆さまには、心より感謝申し上げます。本学園は共学化を新たな転機として、仏教精神を基盤とした教育をさらに充実させ、より多くの人々が笑顔で暮らせる「WELL-BEINGな社会」の実現を目指します。今後とも一層のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
2024年度「学園太子忌」を行いました
2025.03.05
2月21日(金)、本学園 光風館講堂にて、学園太子忌を行いました。
学園では、お釈迦様の誕生を祝う「学園花まつり」、宗祖親鸞聖人のご命日に聖人のご遺徳を偲ぶ「学園報恩講」、そして、聖徳太子のご命日に太子のご遺徳を偲ぶとともに、太子が日本にお広めになった仏教の教えを聞思する「学園太子忌」を学園三大行事として営んでいます。
法要には、各校園の代表(学生・生徒・児童・園児代表)や教職員が参加しました。
高校生・大学生代表による献灯・献花が行われた後、参列者全員で真宗宗歌を斉唱し、理事長や各校園長等をはじめ、各校園の代表園児・児童・生徒・学生による焼香が行われました。
続いて、各校園代表の児童・生徒・学生による感話があり、最後には真宗文化研究所の小澤千晶所長が感想を述べました。小澤所長は、「日々の黙想や合掌といった作法や今回のような宗教行事を、自分自身を見つめ直す機会として大切にし、自分を理解して成長できる人になってほしい」と締めくくりました。
2024年度「涅槃会」を行いました
2025.03.04
2月14日(金)、本学園 慈光館太子堂にて、釈尊(お釈迦様)入滅の日(=ご命日:2月15日)に、釈尊への報恩の意を表し、み教えを改めて聞思する機会として、涅槃会(ねはんえ)が行われました。
今回は、在校生を代表して光華小学校6年生と教職員が参列し、真宗宗歌や恩徳讃などの仏教賛歌の斉唱・焼香などを行いました。
司会より、本尊の脇のスクリーンに映し出された大涅槃図を観ながら、お釈迦様が、出家をされ、お悟りを開かれたことや、沙羅双樹のもとで入滅された様子についての説明がありました。
音楽法要、勤行に引き続き、京都光華高校の鈴木慎介先生による法話が行われました。
法話では、自身の経験を踏まえ、「人生において多くの苦難に直面することは避けられない」と述べ、「病気や死といった避けられない事実は変えられないものの、それに対してどのように感じ、どう向き合うかによって、私たちの生き方は大きく左右される」と語りました。そして、「どんなことが起こっても、それを自分の人生にとって大切なものとして受け止め、一度きりの人生を生き生きと過ごしてください」と結びました。
阿部敏行 学園長・名誉理事長「お別れの会」を開催しました
2024.12.25
去る令和6年11月4日に逝去しました学校法人光華女子学園 学園長・名誉理事長 阿部 敏行の「お別れの会」を、令和6年12月19日(木)に本学園光風館にて、しめやかに執り行いました。阿部学園長の温かな人柄を偲び、約600名が参列されました。
お別れの言葉では、光華女子学園 理事、一郷 正道氏から、遺徳をしのぶ言葉が述べられました。
当日はご多忙の中にもかかわらず、多くの皆様より丁重なるご弔意と温かいご厚情を賜りましたこと、心より厚く御礼申し上げます。
2024年度「成道会」を行いました
2024.12.25
12月6日(金)、釈尊(お釈迦様)が悟りを開かれた日をご縁に、釈尊のみ教えを改めて聞思する機会として、成道会(じょうどうえ)を行いました。
(本来は12月8日ですが、本年度は日曜日にあたるため、6日(金)に執り行いました)。
今回の成道会には、光華小学校2年生と教職員が参列し、真宗宗歌や恩徳讃などの仏教讃歌の斉唱・勤行・焼香などを行いました。
法話では、阿部恵木理事長が「足るを知る」という言葉を取り上げ、「人間は必要以上のものを求めがちであるが、実際に必要なものは限られている」と話され、日常における満足感の大切さを伝えました。
例として回転寿司を挙げ、「回転寿司好きな人?」と尋ねると、多くの児童が手を挙げて盛り上がる一方で、「でも、お魚がずっと回っているけれど、本当にそんなにたくさん食べられるかな?」という問いかけに「もったいない」という声がたくさん上がりました。
児童たちは好きなお寿司について考えながら、自分たちの日常生活について真剣に見つめ直していました。
最後に理事長は、「人間は動物や植物の命を必要以上に奪いがちであるが、食事をみんなで楽しんだり、好きな食べ物を他人と分け合えることも人間ならではの姿である」と述べ、「足るを知る」ことで、自己の満足だけでなく他者の幸せにも貢献できる人間になってほしいと呼びかけられました。
第15回KOKAエコアワード表彰式を行いました
2024.12.20
2024年12月11日(水)、本学園にて第15回KOKAエコアワード表彰式を行いました。
「KOKAエコアワード」は本学園創立70周年を記念して、平成22年度より実施してきた学園行事です。
(1)エコアイデア部門、(2)標語・短歌(和歌)部門、(3)作文部門、(4)ポスター部門、(5)作品部門から構成され、エコに関する作品・アイデアの中から、優れた内容を表彰します。
エコアワードは、学園のエコ活動を多くの方と共有したいとの思いから、保護者(ご親戚・ご兄弟含む)や卒業生の方だけでなくお取引先様や本学イベントにご参加いただいた方からも、エコ川柳(標語・短歌(和歌))を広く募集しております。昨年に引き続き、TEAM EXPO 2025のご縁から、地域社会の活性化と人材の育成を目指すべく、第一生命保険株式会社様からご協力をいただきました。その結果、各校園・企業、団体様から1375点もの素晴らしい作品・アイデアがエントリーされ、下記のとおり部門ごとに表彰しました。
これからも光華女子学園は、学齢に合わせた環境教育と環境活動を行い、地球環境に貢献していきます。
受賞作品一覧
【標語・短歌(和歌)学生・生徒部門】
[金賞] 「リサイクル ごみがみらいへ へんしんだ」 小学校2年 渡部 叶翔
[銀賞] 「環境を みんなで守る チーム戦」 中学2年 森本 さら
[銅賞] 「まずは知る インターネットの 深い海 本物の海で 起こる悲劇を」
高校1年 北川 由奈
[入選] 「変えていく 世界をフォローし 地球から いいねもらえる そんな未来に」
高校1年 谷 まどか
[第一生命特別賞] 「考えよう エコな社会を 目指すため ひとりの意識が 未来を照らす」
大学2年 布川 真愛
【標語・短歌(和歌)教職員部門】
[金賞] 「温暖化 ではなくもはや 沸騰化 エコ活動で 守ろう地球」
地域連携推進センター 橋詰 侑季
[銀賞] 「おでかけは 交通機関で スマートに」 小学校 髙村 涼雅
[銅賞] 「無限でない 資源は大切 リサイクル」 幼稚園 梅田 啓鼓
[入選] 「地産地消 エエことだらけの エコなこと」 幼稚園 深谷 麻友
[第一生命特別賞] 「「もったいない」子につっこまれはっとする」
地域連携推進センター 中村 詩絵
【標語・短歌(和歌)卒業生・お取引先様その他部門】
[金賞] 「楽しもう 秋の夜長の ストレッチ スマホも閉じて 早めの消灯」
本学園が取り組む環境活動に関心のある方
[銀賞] 「トキを経て絶滅危惧種になりました」
卒業生(ライフデザイン学科) 室生 芙紗子様
[銅賞] 「あぁ暑い 今年は蜩鳴いたかな 四季を感じず危機を感じる」
SMBC日興証券株式会社 三谷 圭奈子 様
[入選] 「エコバッグ 天然素材の良品は 壊れて捨てても 土に帰る」
SMBC日興証券株式会社 白山 純 様
[第一生命特別賞] 「エコ活動もったいないが合言葉」
本学園が取り組む環境活動に関心のある方 中村 英義 様
【作文部門】
[金賞] 「わたしができるエコ」 小学校5年 橋本 和樹
[銀賞] 「ウッドチップの可能性」 高校1年 佐藤 寿咲
[銅賞] 「環境問題を考えよう」 小学校5年 五ノ井 岳
[入選] 「環境問題について考えよう」 小学校5年 出田 逞馬
[入選] 「ひとり暮らしとエコ活動」 大学1年 角波 詩緒莉
【ポスター部門】
[金賞] 「はじめよう地球のためにリサイクル」 小学校4年 林 さくら
[銀賞] 「あなたのその行動で失われる生物のページ」 高校3年 東野 桃子
[銅賞] 「自然で見つけたきれいな色」 幼稚園 すみれ組 渡部 美玲
[入選] 「海はゴミ箱?」 小学校4年 髙木 美沙
[入選] 「それ 本当に食べ終わっていいの?」 高校3年 数井 暖菜
【⑤作品部門】
[金賞] 「きずつけないで!ぼくのきれいなしぜん」 幼稚園すみれ組 藤尾 碧空
[銀賞] 「ふんわりくらげふうりん」 小学校3年 井上 ひな乃
[銅賞] 「カラフルアクアリウム」 小学校3年 内田 弾
[入選] 「クリスマスツリーエコカレンダー」 幼稚園さくら組 八木 静香
[入選] 「風車と牧場」 小学校3年 志熊 光
受賞された皆さん、誠におめでとうございます。
第8回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました
2024.12.11
11月10日(日)、第8回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました。
本学園は校園連携によるグローバル人材の育成を目指した取り組みを進める中、特に英語教育に力を入れており、幼稚園から小学校・中学校・高等学校・大学へとつながりのある英語教育に取り組んでいます。本学園がこれまで培ってきたノウハウを生かし、英語を学ぶ子どもたちに、日頃の成果を発表する機会を提供することで、英語での表現力、コミュニケーション力を高めるとともに、英語を学ぶモチベーションの向上に寄与することを目的とし、2017年度から「KOKA ENGLISH CONTEST」を開催しております。
昨年度に続き、株式会社わかさ生活様、株式会社京都銀行様、株式会社ECC様、株式会社EdulinX様、コアネット教育総合研究所様、株式会社リクルート様、株式会社LoiLo様、京都新聞様、京都府教育委員会様、京都市教育委員会様にご後援をいただきました。
第8回目となる今年度は総勢90名の応募があり、予選を突破したのは幼稚園・保育園児から高校生まで計27名(暗唱の部18名、スピーチの部9名)。本選出場者は、引き締まった表情で1人ずつ演台に立ちました。
暗唱の部では、暗記した課題の詩や絵本をジェスチャーやイントネーションを駆使して表現し、視聴者に分かりやすく伝える工夫が見られました。
スピーチ部門では、「SDGsの実現に向けて」を共通テーマに英語でスピーチしました。発表者の一人(テーマ『Sign Language: A Small Gesture for a Big Change in SDGs』)は、勉強中の手話に触れながら、SDGsの中心的な誓いである“No one will be left behind(誰一人取り残さない)”と、手話の世界共通な“ぬくもり”との親和性に着目し、SDGsのゴールに近づくためには、私たちそれぞれの小さな行動が大切で、手話を学んだり使ったりすることはSDGs実現のカギとなると述べました。それぞれの発表者が、日ごろ取り組んでいることや将来の夢などを交えて、伝えたい想いを丁寧に視聴者に届けました。
発表の後は、京都外国語大学 国際貢献学部グローバル観光学科のジェフバーグランド先生をお招きし、記念講演を行っていただきました。
講演のテーマは「Having Fun in English Tongue Twisters Emotion in Voice Tone」。英語はリズムや抑揚が大切だというお話があった後、参加者や保護者の方々は、英語の早口言葉を通して楽しく英語の発音を学びました。
本大会は、参加者の英語力の向上だけではなく、英語学習へのモチベーション向上にもつながる良い機会となりました。
学園報恩講および追悼法要を厳修しました
2024.11.29
11月7日(木)、本学園光風館講堂において学園報恩講および追悼法要を厳修しました。
学園報恩講は、宗祖親鸞聖人のご命日をご縁に、聖人の恩徳を感謝するとともに、聖人の御教えを改めて聞思する機会として、親鸞聖人によって開顕せられた浄土真宗の教えを建学の精神とする真宗大谷派関係校である本学園において、最も大切にしている宗教行事です。
親鸞聖人のご命日は11月28日ですが、その日は浄土真宗大谷派本山東本願寺で勤められている本山報恩講のご満座(最終日)にあたるため、本学園では、阿部恵水初代中学・高等学校校長のご命日である11月7日に繰り上げて、本学園関係物故者の追悼法要とともに執り行っています。
各校園から、園児・児童・生徒・学生、同窓会代表、学園物故者のご遺族、教職員が参列し、園児から大学生までの代表による献灯、献花、焼香が厳かに行われました。
その後、真宗大谷派 無量山 延福寺の松下 蓮先生をお招きし、法話を行っていただきました。法話では、「親鸞聖人は、『仏様が、私たちは何もわからない存在であるということを教えてくださる』という視点を大切にされています。例えば、親しい人や愛する動物が亡くなったとき、単純に『感謝』という言葉では言い足りない深さをもった気持ちになることがあります。当たり前に生きてくれていたことや生まれてきてくれたことが、その時初めて、当たり前ではなく不思議なことだと気づかされるのです。このように、『分からないこと』や『不思議だと感じること』は決して悪いことではない。むしろ、それらの感情や疑問に向き合うことで、新しい気づきが生まれる。逆に、答えを決めつけてしまうと、前に進めなくなってしまう」と“不思議との出会い”や“疑問を持つこと”の大切さをお話しいただきました。
この法要は、参加者一人ひとりが亡くなった方々を追悼し、仏教精神について思いを巡らすことで、自分自身を見つめ直す機会となりました。
本学園卒業生で、バレエの世界で輝かしい実績を誇る藤川雅子氏によるバレエ講演会を開催しました
2024.11.12
11月2日(土)、本学園 奨学会(保護者会)主催で、園児・児童・生徒・学生たちの将来の夢や希望を育むことを目的とした「奨学会教育振興事業講演会」を開催し、本学園 在籍者や保護者、教職員約700名が参加しました。
今回は、本学園の幼稚園から高校までを卒業し、現在は、有馬龍子記念一般社団法人京都バレエ団に所属し、ゲストダンサー・講師・振付家としてもご活躍されている藤川雅子氏をお招きし、バレエを披露していただきました。
披露していただいた演目は、三大バレエの一つである『くるみ割り人形』。生徒たちは、素敵な舞台装飾や衣装、音楽に合わせて身体で感情を表現するバレエの魅力に夢中になりました。
優雅で落ち着いたムードに包まれた後は、バレエ体験が行われました。参加した多くの生徒たちはバレエを初めて体験しましたが、藤川氏をはじめとするバレエ団の皆さんのパフォーマンスに魅了され、真剣に学ぶ様子が見受けられました。
最後に、生徒たちから藤川氏への質疑応答があり、多数の質問が寄せられました。「挫折した経験はありますか」という質問に対し、「挫折したことはない。やるしかないという強い気持ちで挑戦し続けている、これからも素晴らしいメンバーとともに舞台に立ち続けたい」と、夢や目標に対して覚悟を持つことの大切さを伝えてくださいました。
藤川氏の情熱的なパフォーマンスと励ましの言葉は、日々勉学や部活動などに励む生徒たちを鼓舞する貴重な機会となりました。
