克己
2025.01.07
この言葉は『論語』の中で孔子が弟子に向けて述べた言葉「克己復礼(こっきふくれい)」として広く知られるものです。この四字熟語は文字通り、己に打ち勝ち、礼節に立ち返るというのがおおよその意味ですが、とくに己に克つこと(克己)の重要さを説く教説は『論語』のほかにも見られます。
西洋文化圏に目を向けてみると、プラトンが「己に打ち克つことこそ、最大の勝利である(最初にして最大の勝利とは、自分自身に打ち克つことである)」という非常に有名な言葉を残しています。他者に打ち勝つのみならず、自身に打ち勝つことの重要性を説いており、非常に含蓄に富んだ言葉であると言えます。
類似する教説はこれまで挙げたもののほかに、仏教にも見出されます。初期仏典として知られる『ダンマパダ』には次のような文言があります。
「戦場において百万人に勝つよりも、唯だ一つの自己に克つ者こそ、じつに最上の戦勝者である。(和訳については中村元訳『ブッダの真理のことば・感興のことば』参照)」
さらにジャイナ教の白衣派聖典(『ウッタラッジャーヤー』)に目を向けると、仏教のものと非常に類似した文言があります。なお、ジャイナ教とは仏教と同時期にインドで生まれた宗教ですが、仏教との共通点の多さから、両宗教は双子の宗教とも呼ばれます。
「勝利しがたい戦闘において百万人に打ち勝つ者にとっても、唯一の自己を克服することは最高の勝利である」(和訳については堀田和義「仏教が辿らなかった道 双子の宗教・ジャイナ教から見た仏教」参照)
両宗教の文献にこれほど類似した文言があるのは非常に興味深い点ですが、いずれにせよ自己に克つことは非常に困難な課題であり、なおかつ重要な目的として共有されていたことが窺い知れます。
ここで言及した文言は、文化の東西は違えど、その本質は近しいものであると考えられます。もし困難な局面に直面した時、その解決は古典の中に見出されるかもしれません。
阿部敏行 学園長・名誉理事長「お別れの会」を開催しました
2024.12.25
去る令和6年11月4日に逝去しました学校法人光華女子学園 学園長・名誉理事長 阿部 敏行の「お別れの会」を、令和6年12月19日(木)に本学園光風館にて、しめやかに執り行いました。阿部学園長の温かな人柄を偲び、約600名が参列されました。
お別れの言葉では、光華女子学園 理事、一郷 正道氏から、遺徳をしのぶ言葉が述べられました。
当日はご多忙の中にもかかわらず、多くの皆様より丁重なるご弔意と温かいご厚情を賜りましたこと、心より厚く御礼申し上げます。
2024年度「成道会」を行いました
2024.12.25
12月6日(金)、釈尊(お釈迦様)が悟りを開かれた日をご縁に、釈尊のみ教えを改めて聞思する機会として、成道会(じょうどうえ)を行いました。
(本来は12月8日ですが、本年度は日曜日にあたるため、6日(金)に執り行いました)。
今回の成道会には、光華小学校2年生と教職員が参列し、真宗宗歌や恩徳讃などの仏教讃歌の斉唱・勤行・焼香などを行いました。
法話では、阿部恵木理事長が「足るを知る」という言葉を取り上げ、「人間は必要以上のものを求めがちであるが、実際に必要なものは限られている」と話され、日常における満足感の大切さを伝えました。
例として回転寿司を挙げ、「回転寿司好きな人?」と尋ねると、多くの児童が手を挙げて盛り上がる一方で、「でも、お魚がずっと回っているけれど、本当にそんなにたくさん食べられるかな?」という問いかけに「もったいない」という声がたくさん上がりました。
児童たちは好きなお寿司について考えながら、自分たちの日常生活について真剣に見つめ直していました。
最後に理事長は、「人間は動物や植物の命を必要以上に奪いがちであるが、食事をみんなで楽しんだり、好きな食べ物を他人と分け合えることも人間ならではの姿である」と述べ、「足るを知る」ことで、自己の満足だけでなく他者の幸せにも貢献できる人間になってほしいと呼びかけられました。
第15回KOKAエコアワード表彰式を行いました
2024.12.20
2024年12月11日(水)、本学園にて第15回KOKAエコアワード表彰式を行いました。
「KOKAエコアワード」は本学園創立70周年を記念して、平成22年度より実施してきた学園行事です。
(1)エコアイデア部門、(2)標語・短歌(和歌)部門、(3)作文部門、(4)ポスター部門、(5)作品部門から構成され、エコに関する作品・アイデアの中から、優れた内容を表彰します。
エコアワードは、学園のエコ活動を多くの方と共有したいとの思いから、保護者(ご親戚・ご兄弟含む)や卒業生の方だけでなくお取引先様や本学イベントにご参加いただいた方からも、エコ川柳(標語・短歌(和歌))を広く募集しております。昨年に引き続き、TEAM EXPO 2025のご縁から、地域社会の活性化と人材の育成を目指すべく、第一生命保険株式会社様からご協力をいただきました。その結果、各校園・企業、団体様から1375点もの素晴らしい作品・アイデアがエントリーされ、下記のとおり部門ごとに表彰しました。
これからも光華女子学園は、学齢に合わせた環境教育と環境活動を行い、地球環境に貢献していきます。
受賞作品一覧
【標語・短歌(和歌)学生・生徒部門】
[金賞] 「リサイクル ごみがみらいへ へんしんだ」 小学校2年 渡部 叶翔
[銀賞] 「環境を みんなで守る チーム戦」 中学2年 森本 さら
[銅賞] 「まずは知る インターネットの 深い海 本物の海で 起こる悲劇を」
高校1年 北川 由奈
[入選] 「変えていく 世界をフォローし 地球から いいねもらえる そんな未来に」
高校1年 谷 まどか
[第一生命特別賞] 「考えよう エコな社会を 目指すため ひとりの意識が 未来を照らす」
大学2年 布川 真愛
【標語・短歌(和歌)教職員部門】
[金賞] 「温暖化 ではなくもはや 沸騰化 エコ活動で 守ろう地球」
地域連携推進センター 橋詰 侑季
[銀賞] 「おでかけは 交通機関で スマートに」 小学校 髙村 涼雅
[銅賞] 「無限でない 資源は大切 リサイクル」 幼稚園 梅田 啓鼓
[入選] 「地産地消 エエことだらけの エコなこと」 幼稚園 深谷 麻友
[第一生命特別賞] 「「もったいない」子につっこまれはっとする」
地域連携推進センター 中村 詩絵
【標語・短歌(和歌)卒業生・お取引先様その他部門】
[金賞] 「楽しもう 秋の夜長の ストレッチ スマホも閉じて 早めの消灯」
本学園が取り組む環境活動に関心のある方
[銀賞] 「トキを経て絶滅危惧種になりました」
卒業生(ライフデザイン学科) 室生 芙紗子様
[銅賞] 「あぁ暑い 今年は蜩鳴いたかな 四季を感じず危機を感じる」
SMBC日興証券株式会社 三谷 圭奈子 様
[入選] 「エコバッグ 天然素材の良品は 壊れて捨てても 土に帰る」
SMBC日興証券株式会社 白山 純 様
[第一生命特別賞] 「エコ活動もったいないが合言葉」
本学園が取り組む環境活動に関心のある方 中村 英義 様
【作文部門】
[金賞] 「わたしができるエコ」 小学校5年 橋本 和樹
[銀賞] 「ウッドチップの可能性」 高校1年 佐藤 寿咲
[銅賞] 「環境問題を考えよう」 小学校5年 五ノ井 岳
[入選] 「環境問題について考えよう」 小学校5年 出田 逞馬
[入選] 「ひとり暮らしとエコ活動」 大学1年 角波 詩緒莉
【ポスター部門】
[金賞] 「はじめよう地球のためにリサイクル」 小学校4年 林 さくら
[銀賞] 「あなたのその行動で失われる生物のページ」 高校3年 東野 桃子
[銅賞] 「自然で見つけたきれいな色」 幼稚園 すみれ組 渡部 美玲
[入選] 「海はゴミ箱?」 小学校4年 髙木 美沙
[入選] 「それ 本当に食べ終わっていいの?」 高校3年 数井 暖菜
【⑤作品部門】
[金賞] 「きずつけないで!ぼくのきれいなしぜん」 幼稚園すみれ組 藤尾 碧空
[銀賞] 「ふんわりくらげふうりん」 小学校3年 井上 ひな乃
[銅賞] 「カラフルアクアリウム」 小学校3年 内田 弾
[入選] 「クリスマスツリーエコカレンダー」 幼稚園さくら組 八木 静香
[入選] 「風車と牧場」 小学校3年 志熊 光
受賞された皆さん、誠におめでとうございます。
第8回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました
2024.12.11
11月10日(日)、第8回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました。
本学園は校園連携によるグローバル人材の育成を目指した取り組みを進める中、特に英語教育に力を入れており、幼稚園から小学校・中学校・高等学校・大学へとつながりのある英語教育に取り組んでいます。本学園がこれまで培ってきたノウハウを生かし、英語を学ぶ子どもたちに、日頃の成果を発表する機会を提供することで、英語での表現力、コミュニケーション力を高めるとともに、英語を学ぶモチベーションの向上に寄与することを目的とし、2017年度から「KOKA ENGLISH CONTEST」を開催しております。
昨年度に続き、株式会社わかさ生活様、株式会社京都銀行様、株式会社ECC様、株式会社EdulinX様、コアネット教育総合研究所様、株式会社リクルート様、株式会社LoiLo様、京都新聞様、京都府教育委員会様、京都市教育委員会様にご後援をいただきました。
第8回目となる今年度は総勢90名の応募があり、予選を突破したのは幼稚園・保育園児から高校生まで計27名(暗唱の部18名、スピーチの部9名)。本選出場者は、引き締まった表情で1人ずつ演台に立ちました。
暗唱の部では、暗記した課題の詩や絵本をジェスチャーやイントネーションを駆使して表現し、視聴者に分かりやすく伝える工夫が見られました。
スピーチ部門では、「SDGsの実現に向けて」を共通テーマに英語でスピーチしました。発表者の一人(テーマ『Sign Language: A Small Gesture for a Big Change in SDGs』)は、勉強中の手話に触れながら、SDGsの中心的な誓いである“No one will be left behind(誰一人取り残さない)”と、手話の世界共通な“ぬくもり”との親和性に着目し、SDGsのゴールに近づくためには、私たちそれぞれの小さな行動が大切で、手話を学んだり使ったりすることはSDGs実現のカギとなると述べました。それぞれの発表者が、日ごろ取り組んでいることや将来の夢などを交えて、伝えたい想いを丁寧に視聴者に届けました。
発表の後は、京都外国語大学 国際貢献学部グローバル観光学科のジェフバーグランド先生をお招きし、記念講演を行っていただきました。
講演のテーマは「Having Fun in English Tongue Twisters Emotion in Voice Tone」。英語はリズムや抑揚が大切だというお話があった後、参加者や保護者の方々は、英語の早口言葉を通して楽しく英語の発音を学びました。
本大会は、参加者の英語力の向上だけではなく、英語学習へのモチベーション向上にもつながる良い機会となりました。
阿部敏行 学園長・名誉理事長「お別れの会」の 開催について
2024.12.11
学校法人光華女子学園 学園長・名誉理事長の阿部 敏行が、2024年11月4日に永眠いたしました(享年 82(満 81歳))。生前のご厚情に深謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
つきましては、「お別れの会」を、以下のとおり執り行います。
■阿部敏行 学園長・名誉理事長「お別れの会」
日程:2024年12月19日(木)
時間:14時00分~16時00分
場所:学校法人光華女子学園 光風館 講堂
京都市右京区西京極野田町39 交通アクセス
次第:13時00分 受付開始
14時00分 開会・追悼法要
15時00分 献花
16時00分 閉会
※ 一般の方もご参列いただけます(事前申込不要)。
※ 一般献花は、15時頃を予定しております。
※ 誠に勝手ながら、ご香典ご供花ご供物の儀は固くご辞退申し上げます。
※ ご来臨の節は、平服にてお越しください。
※ 駐車場のご用意がございませんので、公共交通機関のご利用をお願い申し上げます。
■問い合わせ先
学園運営部 075-325-5136
お星様になられたんだよ
2024.12.03
だいぶ前に聴いたお話しです。
ある新進気鋭の大学の先生が、学生たちに、よく「死んだらおしまいだよ」と、饒舌に仰っていたそうです。
「人間の死後変化に、死冷、死斑、死後硬直などがある。やがては、バクテリアによる分解。残るのは骨だけ。つまり、リン酸カルシウムとタンパク質だけが残るんだ。死んだら終わりなんだよ」 というお話しだったようです。
ところが、ある日、突然、その先生の奥様が不慮の事故で亡くなられるという悲劇が起こりました。
遺されたのは、その先生とまだ幼いお嬢さんだけ。
遺されたお嬢さんが、お父さんである先生に、「お母さんはどうなったの?」と聞かれたそうです。
もちろん、先生は、常日頃仰っていた「骨だけ。つまり、リン酸カルシウムとタンパク質だけになったんだよ。」「死んだら終わりなんだよ。」とは決して言えません。
「あなたのお母さんはお星様になられたんだよ。」「いつも、あなたをお空の上から見守ってくださっているんだよ」と、咄嗟に仰ったとのことです。
事実は、「リン酸カルシウムとタンパク質」です。「お星様」は嘘。
でも、その時の言葉に間違いはなかったと先生は仰います。
これを契機として、無宗教であった先生は、宗教の世界を深く信じられるに至ったというお話しでした。
「亡くなるとは無しということではない。あらゆるものは移り過ぎていく。私も同じだ。」
「先往く者は我が前を歩き、我が道を照らし、私を照らす光となる。」
これは、真宗大谷派のあるご住職からご紹介頂いた言葉です。
これをお読みのあなたにも、この世から亡くなられた方が、今も心の中にいらっしゃるのではないでしょうか。あなたを照らしていらっしゃるのではないでしょうか。
命尽きた後、そういう光に私もなりたいものです。
お星様のように。
学園報恩講および追悼法要を厳修しました
2024.11.29
11月7日(木)、本学園光風館講堂において学園報恩講および追悼法要を厳修しました。
学園報恩講は、宗祖親鸞聖人のご命日をご縁に、聖人の恩徳を感謝するとともに、聖人の御教えを改めて聞思する機会として、親鸞聖人によって開顕せられた浄土真宗の教えを建学の精神とする真宗大谷派関係校である本学園において、最も大切にしている宗教行事です。
親鸞聖人のご命日は11月28日ですが、その日は浄土真宗大谷派本山東本願寺で勤められている本山報恩講のご満座(最終日)にあたるため、本学園では、阿部恵水初代中学・高等学校校長のご命日である11月7日に繰り上げて、本学園関係物故者の追悼法要とともに執り行っています。
各校園から、園児・児童・生徒・学生、同窓会代表、学園物故者のご遺族、教職員が参列し、園児から大学生までの代表による献灯、献花、焼香が厳かに行われました。
その後、真宗大谷派 無量山 延福寺の松下 蓮先生をお招きし、法話を行っていただきました。法話では、「親鸞聖人は、『仏様が、私たちは何もわからない存在であるということを教えてくださる』という視点を大切にされています。例えば、親しい人や愛する動物が亡くなったとき、単純に『感謝』という言葉では言い足りない深さをもった気持ちになることがあります。当たり前に生きてくれていたことや生まれてきてくれたことが、その時初めて、当たり前ではなく不思議なことだと気づかされるのです。このように、『分からないこと』や『不思議だと感じること』は決して悪いことではない。むしろ、それらの感情や疑問に向き合うことで、新しい気づきが生まれる。逆に、答えを決めつけてしまうと、前に進めなくなってしまう」と“不思議との出会い”や“疑問を持つこと”の大切さをお話しいただきました。
この法要は、参加者一人ひとりが亡くなった方々を追悼し、仏教精神について思いを巡らすことで、自分自身を見つめ直す機会となりました。
【訃報】学校法人光華女子学園 学園長・名誉理事長 阿部 敏行 逝去のお知らせ
2024.11.12
学校法人光華女子学園 学園長・名誉理事長の阿部 敏行が、2024年11月4日に永眠いたしました(享年 82(満 81歳))。
生前のご厚情に深謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。
また、葬儀告別式はご遺族の意向により近親者のみで執り行われましたことを、あわせてご報告いたします。
ご遺族の希望により香典等のご厚志につきましては謹んで辞退申し上げますので、ご拝察の程、お願い申し上げます。
なお、後日、学校法人光華女子学園として、「お別れの会」の開催を検討しております。日程等の詳細は、改めてお知らせいたします。
■ 略歴
阿部 敏行(あべ としゆき)
1943年5月2日生
1967年3月 関西学院大学経済学部卒業
1967年4月 大阪ガス株式会社 入社(~1999年9月)
1997年10月 学校法人光華女子学園評議員
1999年2月 学校法人光華女子学園理事
2001年4月 学校法人光華女子学園理事長(~2019年6月)
2001年4月 学校法人光華女子学園学園長
2003年5月 京都府私立中学高等学校経営者協会理事
2007年5月 同、会長(~2009年4月)
2007年10月 財団法人京都私学振興会理事(~2009年4月)
2012年12月 学校法人大谷学園理事・評議員
2019年7月 学校法人光華女子学園名誉理事長
本件に関する問い合わせ先
学校法人光華女子学園 学園運営部 TEL :075-325-5136
本学園卒業生で、バレエの世界で輝かしい実績を誇る藤川雅子氏によるバレエ講演会を開催しました
2024.11.12
11月2日(土)、本学園 奨学会(保護者会)主催で、園児・児童・生徒・学生たちの将来の夢や希望を育むことを目的とした「奨学会教育振興事業講演会」を開催し、本学園 在籍者や保護者、教職員約700名が参加しました。
今回は、本学園の幼稚園から高校までを卒業し、現在は、有馬龍子記念一般社団法人京都バレエ団に所属し、ゲストダンサー・講師・振付家としてもご活躍されている藤川雅子氏をお招きし、バレエを披露していただきました。
披露していただいた演目は、三大バレエの一つである『くるみ割り人形』。生徒たちは、素敵な舞台装飾や衣装、音楽に合わせて身体で感情を表現するバレエの魅力に夢中になりました。
優雅で落ち着いたムードに包まれた後は、バレエ体験が行われました。参加した多くの生徒たちはバレエを初めて体験しましたが、藤川氏をはじめとするバレエ団の皆さんのパフォーマンスに魅了され、真剣に学ぶ様子が見受けられました。
最後に、生徒たちから藤川氏への質疑応答があり、多数の質問が寄せられました。「挫折した経験はありますか」という質問に対し、「挫折したことはない。やるしかないという強い気持ちで挑戦し続けている、これからも素晴らしいメンバーとともに舞台に立ち続けたい」と、夢や目標に対して覚悟を持つことの大切さを伝えてくださいました。
藤川氏の情熱的なパフォーマンスと励ましの言葉は、日々勉学や部活動などに励む生徒たちを鼓舞する貴重な機会となりました。