【光華女子学園】2022年7月 活動報告
2022.08.08
【光華女子学園】2022年6月 活動報告
2022.07.10
【お詫びと訂正】「第6回KOKA ENGLISH CONTEST」課題の一部誤りについて
2022.07.08
「第6回KOKA ENGLISH CONTEST」特設サイトに掲載している課題文と音声について、一部誤りがありました。
謹んでお詫び申し上げますとともに、下記の通り訂正いたしますので、ご確認をお願いいたします。
■暗唱の部 課題B-② 左側8行目
誤)Lived a mother bluebird and her little birdies tree.
正)Lived a mother bluebird and her little birdies three.
※音声データについても、訂正箇所は同様です。
なお、上記の訂正個所については、審査の対象外といたします。
誤った「tree」の音声になっている場合でも、減点はいたしません。
2022年度「学園花まつり」を開催しました
2022.04.18
4月18日(月)、本学園において幼稚園から大学、大学院までの全設置校の各校園代表が一堂に会する「学園花まつり」を行いました。今年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、規模、内容を縮小し開催いたしました。そのため、各校園代表および一部の参加者以外の学生生徒等および教職員は、教室や事務室からオンライン配信の視聴による参加となりました。
この行事は、仏教をお開きになったお釈迦さまの誕生日を祝う会であり、お釈迦さまが深く問われた、「人生をいかに生きていくか」、「本当に歩むべき道は何か」を園児~学生はもとより教職員を含めて、今一度自分自身を見つめなおす機会として、本学園の創立当時から続けている大切な行事です。
本学園では、当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、規模、内容を縮小し、中高バトントワラー部によるパレード、小学生が引く白象の行進、中高吹奏楽部・軽音楽部・コーラス部による讃歌を取り入れた音楽法要的な内容で行いました。また、真宗大谷派僧侶でアナウンサーの川村妙慶先生の法話では、じゃんけんを例に挙げて、グー、チョキ、パーのどれを出しても負けるときも勝つときもある、負けたからといって“もうだめだ”と決めつける必要はなく“今日はたまたまそんな日”“つぎ、がんばろう”と考えればよいとお話されました。そして、負けることや怒りの感情を持つことはいけないことではなく、人間は弱いけれど、仏さまがおられるから安心だ、と考えて、今日も一日私らしく生きていきましょう、と呼びかけられました。
当日は、中学・高校正面玄関にお釈迦さまの誕生仏をおまつりし、在校生が自由に甘茶を灌仏できるようにして、学園全体でお釈迦さまのご誕生をお祝いいたしました。
公開講座「認知症とフレイル予防」を開催しました
2022.03.28
3月21日(月)、本学にて公開講座「認知症とフレイル予防」を開催しました。
本学は健康創造キャンパスを目指し、昨年11月に、「光華もの忘れ・フレイルクリニック」を開院し、もの忘れ(認知症)やフレイル予防等により、地域の皆さまの心と健康に寄り添ったクリニック運営と医療福祉分野に有効な実践力・応用力を身に付けた人材養成の場を目指しております。
この講座は、健康科学部を擁する本学として、ご自身、ご家族の体力や気力の低下を感じておられる方、健康長寿にご関心のある方等に、日常生活を健やかに送るための心がけに生かしていただくことを目的として開催しました。
本講座は2部構成で行われ、第1部の基調講演では「認知症とフレイル予防」と題し、秋口一郎氏(康生会武田病院神経脳血管センター長、京都認知症総合センター顧問・支援研究所長、本学客員教授)にご講演いただきました。
講演では、フレイル※や認知症についてデータに基づき説明いただき、認知症リスクを減らすには健康的な食生活や適度な運動など、日々の生活習慣が重要であるとお話いただきました。
第2部では、上田敬太氏(本学健康科学部医療福祉学科教授、光華もの忘れ・フレイルクリニック院長)コーディネートのもと、「フレイルを予防し、健康寿命を延ばそう」と題したパネルディスカッションを行いました。
パネリストとして、秋口一郎氏、石川光紀氏(石川医院院長、内科・神経内科)、関道子氏(本学健康科学部医療福祉学科准教授、言語聴覚士)にご登壇いただき、症例を交えたフレイルの説明をはじめ、社会的フレイル・心理的フレイル、オーラルフレイルなどさまざまな視点からみるフレイルについてお話いただきました。お話の中では、大学や行政が行っている取り組み等もご紹介され、家庭や社会の中で自らに役割があることや生活の中に習慣化した行動があるとよいなど、フレイル予防につながるお話が展開されました。また、介護保険制度や介護者側に対するお話にも発展し、来聴いただいた皆さまも熱心にメモを取り聴き入っておられました。
本学は、今後もすべての人が健やかに暮らせる“Well-Being”な未来の実現を目指し、学生一人一人に、そして地域に寄り添い、社会の要請に応えてまいります。
※フレイル:健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと
新校舎の竣工式を挙行しました
2022.03.25
3月22日(火)、学園関係者および設計・施工関係者等の列席のもと、五条通り南側校地に建設していた光華小学校・京都光華中学校・京都光華高等学校の新校舎の竣工式を挙行しました。
竣工式は、勤行に始まり、本建設に当たりご尽力いただいた株式会社安井建築設計事務所、株式会社スペース、株式会社鴻池組の各社へ、阿部理事長から感謝状が贈られました。阿部理事長の挨拶の後、新校舎前で学園幹部や工事関係者によるテープカットを行いました。
新校舎は経典『仏説観無量寿経』にある文言「天下和順日月清明風雨以時災厲不起国豊民安兵戈無用崇徳興仁務修礼譲」からとられています。児童生徒たちが、和があり温かみのある同朋の関係性の学び合い、穏やかな未来を創っていってほしいという願いに基づき、「和順館」と名付けられました。
阿部理事長は挨拶でこの名称について、単に穏やかでありましょうということではなく、この校舎で学ぶ子どもたちが仏さまの働きを大切にする本校での学びを通し、自らの知恵では和順たりえない私たちの姿に気づいてほしい。そして、同朋としての歩みを踏み出し、和らぎのある生活を過ごされ、心豊かに成長されますことを願っていますと語られました。
今回、完成した新校舎「和順館」は、「光華ビジョン2030」から、「ワクワク感」をベースとして「光華らしさ」「京都らしさ」「環境への取り組み」をキーワードに、コンセプトを「光のもとで学ぶ、現代の寺子屋」として、かつて子どもたちが思い思いに楽しみ、学びあった“寺子屋”をモチーフとした空間を展開しています。
小学生と中学生の普通教室、コモンスペースを配置するほか、1階にはアクティブラーニング等の学習にも対応可能なスペースとして多目的に使用できるホール、2階にはライブラリー、東館側には音楽スタジオ、工作スタジオを設置し、3階は東館と新棟西側にかけて、伝統文化教室ゾーンを形成、4階は小学校・中学校の理科教室と、先進的な学習環境、行き届いた安全・衛生・エコ環境、地域のランドマーク的外観を有する施設となりました。
異学年交流学習等の多様な学習形態に対応した学習活動ができる教育空間施設とし、小学校・中学校・高等学校が連携して取り組む12年間を見通した教育に相応しい柔軟な教育環境に整備されました。
新型コロナウイルスワクチン大学拠点追加(3回目)接種における本学の対応について
2022.03.04
学校法人光華女子学園は、新型コロナウイルスワクチン大学拠点追加(3回目)接種を、以下のとおり実施する予定です。
◆実施時期:2022年4月23日(土)、24日(日)の2日間
◆実施場所:京都光華女子大学 瑞風館1階
◆接種対象:学生、教職員、近隣住民等
◆使用するワクチン:モデルナ社製
【本件のお問い合わせ先】
学校法人光華女子学園
新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム
[E-mail] vaccine@mail.koka.ac.jp
京都光華公開講座「認知症とフレイル予防」のご案内
2022.03.01
京都光華女子大学地域連携推進センターでは、一般の方を対象とした生涯学習の場として、本学の教育特性や知的財産を生かした公開講座を開催しております。
このたび、健康科学部を擁する本学として、地域の皆さまの健康的な日常生活を願い、下記のとおり公開講座を開催いたします。
また、健康創造キャンパスを目指す本学は、昨年11月に、「光華もの忘れ・フレイルクリニック」を開院しました。本院はもの忘れ(認知症)やフレイル予防等により、地域の皆さまの心と健康に寄り添ったクリニック運営と医療福祉分野に有効な実践力・応用力を身に着けた人材養成の場を目指しております。ご自身、ご家族の体力や気力の低下を感じておられる方、健康長寿にご関心のある方等に、日常生活を健やかに送るための心がけに生かしていただけると存じますので、ぜひご参加いただきますようお待ちしております。
記
1.日時:2022年3月21日(月・祝)10時00分~12時00分
2.会場:京都光華女子大学 徳風館小講堂
3.実施内容:1部 基調講演、2部 パネルディスカッション
▽実施内容について
1部[基調講演]
講題:「認知症とフレイル予防」
講師:秋口一郎氏(康生会武田病院神経脳血管センター長、京都認知症総合センター顧問・支援研究所長、本学客員教授)
2部[パネルディスカッション]
テーマ:「フレイルを予防し、健康寿命を延ばそう」
コーディネーター:上田敬太氏(本学健康科学部医療福祉学科教授、光華もの忘れ・フレイルクリニック院長)
パネリスト:秋口一郎氏(基調講演講師)
石川光紀氏(石川医院院長)
関道子氏(本学健康科学部医療福祉学科准教授、言語聴覚士)
4.対象:地域住民、医療福祉関係者、行政関係者、一般高校生・保護者、学内生徒・保護者、教職員等
5.申し込み方法(事前予約制、参加無料)
・Googleフォームでの受付
Googleフォーム
・メールまたは電話での受付
mail:chiiki@mail.koka.ac.jp
TEL:075-325-5259
※下記①-③の項目をお知らせください
① 氏名(ふりがな) ② 電話番号 ③ 3/21京都光華公開講座参加希望
感染症拡大状況に応じて、中止延期または開催方法が変更となる場合があります。
この場合、お申し込みの方にご連絡いたします。
6.問い合わせ先
京都光華女子大学 地域連携推進センター 〒615-0882 京都市右京区西京極葛野町38
電話:075-325-5259 (受付:平日9:00~17:00)
メール:chiiki@mail.koka.ac.jp
ウェブ:https://www.koka.ac.jp/crc
以上
※詳細はクリニック開院記念公開講座チラシをご覧ください。
2021年度「学園太子忌」を行いました
2022.02.24
2月22日(火)、本学光風館講堂で学園太子忌を行いました。
学園では、お釈迦様の誕生を祝う「学園花まつり」、宗祖親鸞聖人のご命日に聖人のご遺徳を偲ぶ「学園報恩講」、そして、聖徳太子のご命日に太子のご遺徳を偲ぶとともに、太子が日本にお広めになった仏教の教えを聞思する「学園太子忌」を学園三大行事として営んでいます。
法要では、各校園代表(学生・生徒・児童・園児代表)や教職員が参加し、献灯、献華、勤行に続き、小澤千晶教授(真宗文化研究所所長)による法話が行われました。
法話では、捨身飼虎図(菩薩(ブッダになる前の釈尊)が飢えたトラを救うために自らの身体を差し出す物語)を取り上げ、「優劣」や「上下」で人を見るのではなく、同じ弱さやもろさのある者として、共に生きようとする心を自分の中に確かめることが大切であるとお話されました。最後に、参加した学生生徒等に対し、皆さんが今学んでいることは、これからよりよい社会をつくっていくために必要なことであり、他者を理解し、さまざまな人と共に生きていくために学んでほしい、と結びました。
2021年度「涅槃会」を行いました
2022.02.15
2月15日(火)、本学園慈光館太子堂にて、釈尊(お釈迦様)入滅の日(=ご命日:2月15日)に、釈尊への報恩の意を表し、み教えを改めて聞思する機会として、涅槃会が行われました。
参加者は、在校生を代表して中学1年生と教職員でした。
司会より、本尊の脇に映し出された大涅槃図を観ながら、お釈迦様が出家をされ、お悟りを開かれたことや、沙羅双樹のもとで亡くなられた様子についての説明がありました。
音楽法要、勤行に引き続き、阿部恵木理事長(学園宗教部長)による法話が行われました。
阿弥陀仏の本願についてご説明された後、おとぎ話「かさじぞう」の話を例に挙げ、人間は自分の欲望を優先させると周りが見えなくなる、これに気づき、周りを見ることができた時に、おもいやりの心を持つことができるとお話されました。
最後は、参加していた中学1年生に向けて、宗教行事等に参加し、お釈迦様の教えを学び、触れたりすることで、仏さまの願いである光華の心(向上心、潤いの心、感謝の心)を持とうと心がけるようになってほしい、と結びました。