2021年度「学園報恩講」を行いました
2021.11.05
11月5日(金)、本学園光風館講堂において学園報恩講を厳修しました。
この学園報恩講は、宗祖親鸞聖人のご命日をご縁に、聖人の恩徳を感謝するとともに、聖人の御教えを改めて聞思する機会として、親鸞聖人によって開顕せられた浄土真宗の教えを建学の精神とする真宗大谷派関係校である本学園において、最も大切にしている宗教行事です。
親鸞聖人のご命日は11月28日ですが、その日は本山東本願寺で勤められている本山報恩講のご満座(最終日)にあたるため、本学園では、阿部恵水初代中学・高等学校校長のご命日である11月7日に繰り上げて、本学園関係物故者の追悼法要とともに執り行っています。今年は、7日が日曜日にあたるため、11月5日に行いました。
各校園から、園児・児童・生徒・学生、同窓会代表、学園物故者のご遺族、教職員が参列し、園児から大学生までの代表による献灯、献花、焼香が厳かに行われました。
その後、村上 宗博 先生 (真宗大谷派 願教寺住職)による法話では、「親ガチャ」という言葉をテーマにご自身の体験を織り交ぜながら、仏教では自らを取り巻く環境は自らが決断し、生み出したものであるとされていることから、自らが選んだ親に感謝しましょうとお話しいただきました。
学園創立80周年記念事業「学園オリジナルグッズ」商品化最終報告会を開催しました
2021.08.02
本学園は2020年に学園創立80周年を迎え、在学生(在校生・園児)が参加できるイベントを開催し、学園創立80周年の節目に、今後長く活用できるオリジナルグッズを制作することで、学園創立80周年を全員でお祝いすることを目的として、学園に在籍する学生・生徒・児童・園児を対象に「学園オリジナルグッズアイデアコンテスト」を開催いたしました。
受賞企画の中から商品化に向け、ライフデザイン特論の受講生やライフデザイン学科・健康栄養学科の学生有志による検討チームを編成し、活動を行いました。
学生たちはコロナ禍でオンライン授業に切り替わり、対面での打ち合わせが難しく、準備期間も限られた中で、商品化に向けたマーケティング分析、連携企業への提案や調整などを主体的に取り組みました。
7月20日(火)に開催した「学園オリジナルグッズ」商品化最終報告会では、各チームともオリジナリティ溢れるプレゼンテーションを披露し、厳正なる審査の結果、短期大学部 ライフデザイン学科の学生リーダー組織「D‘*Light」より提案された「お香」が商品化されることが決定いたしました。
この企画は、「学園オリジナルグッズアイデアコンテスト」グッズ部門で優秀賞を受賞された高等学校3年生(受賞当時の学年)の清水 桃さんのアイデアをもとに、D‘*Lightのメンバーが「香りにのせて思い出を~80年の時間を銘記する」という想いのもと、真宗大谷派の宗門校である本学園に合った商品として提案されました。
今後、10月30日(土)に開催を予定している学園創立80周年記念式典での配布を目指し、皆さまにとって心に残る記念品となるよう制作を進めてまいります。
*D‘*Light:ライフデザイン学科の有志で集まった学生が中心となり、学内外でのイベントの企画・運営など、さまざまな活動を行う団体
2021年度「学園花まつり」を開催しました
2021.04.20
4月19日(木)、本学園において幼稚園から大学・大学院までの全設置校の各校園代表が一堂に会する「学園花まつり」を行いました。なお、今年度は京都府や大阪府における新型コロナウイルス感染状況の悪化を受け、規模、内容を縮小し開催いたしました。そのため、代表以外の在籍者は、教室等でオンライン配信の視聴としました。
この行事は、仏教をお開きになったお釈迦さまの誕生日を祝う会であり、お釈迦さまが深く問われた、「人生をいかに生きていくか」、「本当に歩むべき道は何か」を園児~学生はもとより教職員を含めて、今一度自分自身を見つめなおす機会として、本学園の創立当時から続けている大切な行事です。
本学園では、当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、規模、内容を縮小し、小学生が引く白象の行進、中高吹奏楽部・軽音楽部・コーラス部による讃歌を取り入れた音楽法要的な内容で行いました。また、真宗大谷派僧侶でアナウンサーの川村妙慶先生の法話では、生きている中で悲しいことがあっても、皆さんは大地に支えられている、空に包まれている、そして、いろんな命がつながっていることを忘れずに生きていきましょう、とお話いただきました。
当日は、中学・高校正面玄関にお釈迦さまの誕生仏をおまつりし、在校生が自由に甘茶を灌仏できるようにして、学園全体でお釈迦さまのご誕生をお祝いいたしました。
2020年度「学園太子忌」を行いました
2021.02.26
2月22日(月)、本学光風館講堂で学園太子忌を行いました。
学園では、お釈迦様の誕生を祝う「学園花まつり」、宗祖親鸞聖人のご命日に聖人のご遺徳を偲ぶ「学園報恩講」、そして、聖徳太子のご命日に太子のご遺徳を偲ぶとともに、太子が日本にお広めになった仏教の教えを聞思する「学園太子忌」を学園三大行事として営んでいます。
法要では、各校園代表(学生・生徒・児童・園児代表)や教職員が参加し、献灯、献華、勤行に続き、真宗大谷派僧侶でアナウンサーの川村妙慶先生による法話が行われました。
法話では、聖徳太子はたくさんの方のお話を聞かれたというお話から、人間は生きているとよい話だけでなく、聞きたくない嫌な話を耳にすることもある、そんな時は仏さまがいつも私たちの傍にいてくださることを忘れず、自分らしく尊い命を大切に生きてください、とお話いただきました。
2020年度「成道会」を行いました
2020.12.11
12月6日(火)、釈尊(お釈迦様)が悟りを開かれた日をご縁に、釈尊のみ教えを改めて聞思する機会として、成道会(じょうどうえ)を行いました。
今回の成道会には、光華小学校1年生と教職員が参列し、真宗宗歌や恩徳讃などの仏教讃歌の斉唱・勤行・焼香などを行いました。
法話では、本学学園宗教部長阿部恵木氏が釈尊のお悟りまでの道のりに触れ、生きとしいけるものが幸せになる方法として、釈尊は悩みや苦しみは自分の心が作り出したものであり、誰もが避けて通れない、思うがままにならないことであり、これを受け止めることができれば、苦悩から開放されることを悟られたとお話されました。
また、「みんないいこ」の歌詞を紹介され、皆さんはお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、先生など、たくさんの人々に願われてここにいるとお話され、「みんないいこ」の歌詞のように、教養を身につけ、深い内面を持ち、協調する社会を創れるように心がけ、小学校での6年間を過ごしてほしいと、呼びかけられました。
≪みんないいこ≫
おはなをかざる みんな いいこ
きれいなことば みんな いいこ
なかよしこよし みんな いいこ
第4回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました
2020.11.25
11月15日(日)、第4回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました。
本コンテストは京都新聞、株式会社わかさ生活、株式会社京都銀行、株式会社ECC、リアリーイングリッシュ株式会社、京都府教育委員会、京都市教育委員会にご後援をいただき、学校法人光華女子学園が2017年度から開催しており、今回で4回目を迎えます。
英語を学ぶ子どもたちに、日頃の成果を発表する機会を提供することで、英語での表現力、コミュニケーション力を高めるとともに、英語を学ぶモチベーションの向上に寄与することを目的としています。
予選を突破しこの日の本選に進んだのは幼稚園・保育園児から高校生まで23名。
しっかり前を向いて話す堂々とした様子や発表に詰まってもすぐに立て直す冷静さなど、日頃の学習とこのコンテストに向けて積み重ねてきた練習の成果を披露してくれました。
コンテスト出場者の発表後には、京都光華高等学校の生徒によるプレゼンスピーチも行われ、3名の生徒が授業での取り組みをテーマに発表を行いました。
京都外国語大学教授 ジェフ バーグランド先生を講師にお招きした記念講演では、 「これでグッと上手くなる! ~ジェフの英語表現法~」と題しご講演いただきました。会場も巻き込んだ分かりやすくユーモア溢れるお話に、参加者は笑顔で聞き入っていました。
今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、入場人数の制限やマスクの着用・手指消毒を徹底したうえでの開催となりましたが、新たにZoomによるオンライン生配信を行い、多くの方々にご覧いただくことができました。
【表彰結果】
◆暗唱の部A 幼稚園・保育園(年少)~幼稚園・保育園(年長)
金賞 谷川 侑穂 さん(年長)
銀賞 小林 はな さん(年長)
優秀賞 橋目 梨愛 さん(年長)
優秀賞 佐竹 宥耶 さん(年長)
優秀賞 古田 潤 さん(年長)
◆暗唱の部B 小学校(1年生)~小学校(4年生)
金賞 平野 豊朗 さん(小3)
銀賞 龍味 杏寿 さん(小3)
優秀賞 大久保 里咲 さん(小3)
優秀賞 田中 美良 さん(小2)
◆暗唱の部C 小学校(5年生)~中学校(3年生)
金賞 谷川 和霞 さん(小6)
銀賞 上笹貫 空 さん(中2)
優秀賞 山本 芽咲 さん(小6)
優秀賞 榊 るな さん(中3)
◆スピーチの部D 小学校(3年生)~小学校(6年生)
金賞 田中 佐蘭 さん(小4)
銀賞 黒本 梨乃 さん(小4)
◆スピーチの部E 中学校(1年生)~高等学校(3年生)
金賞 石川 香那 さん(中3)
銀賞 中村 玲於奈 さん(中3)
優秀賞 晴佐久 優花 さん(高1)
優秀賞 中山 遥瑛 さん(高1)
◆わかさ生活賞
龍味 恵麻 さん(年中)
◆京都銀行賞
熊﨑 結菜 さん(小2)
◆ECC賞
西垣 怜 さん(小6)
◆リアリーイングリッシュ賞
西村 真凛 さん(高1)
◆団体賞
HOPPAからすま京都ホテル 様 / THE HOPPA ROYAL KIDS 様
KOKA ENGLISH CONTESTに於いて多くの参加者と本選進出者を育て、本大会に貢献された功績を称え表彰いたしました
光華女子学園 富小路まちやキャンパスの開所記念式典を執り行いました
2020.11.06
10月30日(金)、光華女子学園は、京都市の中心部である富小路御池に、「富小路まちやキャンパス」*を開所することとなり、これを記念し開所式典を執り行いました。
本町家は、本学の大学・大学院から幼稚園までの学生・生徒等が京都の歴史・文化・産業等を体験的に学ぶことができる教育の場として活用するとともに、地域連携型の教育推進事業によって、地域企業・団体、地域住民の皆さまに開放し、ご利用いただける施設として展開していくものです。
*「富小路まちやキャンパス」は、明治時代に建てられ、築年数100年以上の京町家です。
式典には、レジリエント・シティ京都市統括監藤田裕之様、京都市総合企画局総合政策室大学政策部長塩野谷和寛様、松下町会長山口るり子様、他多数の方々にご出席いただきました。
式典は、キャリア形成学科3年生の牧野佑香さんの司会により進められ、光華女子学園理事長ならびに京都光華女子大学・短期大学部学長の挨拶では、光華ビジョン2030に掲げるワクワク感漲る学園づくりのための新たな拠点として、京都らしさのあるキャンパスが設けられたことに対する感謝の言葉が述べられました。
ご来賓のレジリエント・シティ京都市統括監藤田裕之様からは、「毎年800件の京町家がなくなっていく中、学生が学ぶ場として、価値のある使い方をされることに敬意を表したい」とのご祝辞をいただきました。
続いて、京町家の入口屋外で、ご来賓、本学関係者によるテープカットおよびキャンパス名の披露が行われました。
そのあと、京都市在住の落語家桂文也氏による落語「はてなの茶碗」をご公演いただきました。
今後、「富小路まちやキャンパス」は本学園の学生・生徒・児童・園児が京都の息づかいを感じながら、ワクワクした体験ができる学びの拠点を目指してまいります。
最後に、式典にご参加いただきました皆さま、ならびにお祝いを頂戴しました皆さまに、あらためてお礼申し上げます。ありがとうございました。
令和2年度 学園長賞表彰式を行いました
2020.09.25
9月25日(金)、令和2年度 学園長賞表彰式を行いました。
学園長賞は、本学園の在学生で、学業・文化・スポーツ等において特に優秀な成績を修められた方や、ボランティア活動等で地域に貢献などをされた方を表彰する制度です。
今回は、個人で6名、団体で1団体が表彰され、学園長から表彰状と記念品が贈られました。
学園長からは受賞者一人一人にあたたかい言葉が贈られ、また、受賞者からは今後に向けた力強い宣誓がありました。入賞者の皆さんのますますのご活躍を期待いたします。
2019年度「学園報恩講」を開催しました
2019.11.15
11月7日(木)、本学園(北校地)光風館講堂において学園報恩講を開催しました。
この取り組みは、宗祖親鸞聖人のご命日をご縁に、聖人の恩徳を感謝するとともに、聖人の御教えを改めて聞思する機会として、毎年行っております。
親鸞聖人によって開顕せられた浄土真宗の教えを建学の精神とする真宗大谷派関係校である本学園において、最も大切にしている宗教行事です。
親鸞聖人のご命日は11月28日ですが、その日は本山東本願寺で勤められている本山報恩講のご満座(最終日)にあたるため、本学園では、阿部恵水初代中学・高等学校校長のご命日である11月7日に繰り上げて執り行っています。
また、お亡くなりになられた本学園の卒業生や教職員等、有縁の方々への追悼、法要も併せて執り行いました。
各校園から、園児・児童・生徒・学生、同窓会代表、教職員が参列し、園児から大学生までの代表による献灯、献花、焼香が厳かに行われました。
その後、名和達宣氏(真宗大谷派教学研究所研究員)による法話をお聴きし、自身の考えや思いだけで生きていくのではなく、自然の声や周りの人の声に耳を傾け生きていくことの大切さを考える機会になりました。
2019年度「学園花まつり」を開催しました
2019.04.18
4月18日(木)、本学園において幼稚園から大学・大学院までの全設置校の在籍者が一堂に会する「学園花まつり」を行いました。
この行事は、仏教をお開きになったお釈迦さまの誕生日を祝う会であり、お釈迦さまが深く問われた、「人生をいかに生きていくか」、「本当に歩むべき道は何か」を園児~学生はもとより教職員を含めて、今一度自分自身を見つめなおす機会として、本学園の創立当時から続けている大切な行事です。
本学園では、小学生マーチングバンド、中高吹奏楽部、大短吹奏楽部、中高バトントワラー部による演奏パレードや、小学生が引く白像の行進、中高軽音楽部や中学校3年生による讃歌を取り入れた音楽法要的な内容で行ないました。また、真宗大谷派僧侶でアナウンサーの川村妙慶先生の法話では、生きている中で悲しいことがあっても、みんなはお釈迦さまに守られて生きているので一人ぼっちではない、とお話いただきました。
当日は、中学・高校正面玄関にお釈迦さまの誕生仏をおまつりし、在校生や来校された方々に自由に甘茶を灌仏していただけるようにして、学園全体でお釈迦さまのご誕生をお祝いいたしました。
