みずから仏に帰依したてまつる 「三帰依文」
2005.02.18
仏の教えに自発的に帰依することを表明した者を、「仏教徒」と称します。宗派や国情を問わず、世界中の仏教徒たちに共通の条項として、仏と法と僧に帰依することが求められます。
「帰依」とは「絶対 信順(しんじゅん)」のことであり、「仏に帰依する」とは、自らのいのちの 拠(よ)る 辺(べ)を仏そのものに 委(ゆだ)ねるということです。いのちの根源に仏を見出す人々を、仏教徒と呼ぶのです。
仏とは、永遠の過去、無限の彼方から、この私一人を生かそう生かそうとしている、無条件の大きな願いそのものなのです。(太)