新しい年を迎え、多くの寺院では修正会がお勤めされました。本学園においても、年明けに教職員一同で修正会をお勤めいたします。修正会とは、新たな一年の始まりにあたり、阿弥陀さまの前で身と心を調え、あらためて自らを見つめ直す新年の法要です。
私自身、お寺に生まれ育ちましたので、物心ついた頃から一月一日は、檀家の皆さまと共に修正会をお勤めすることが恒例となっていました。今年も年末に寺へ戻り、修正会の準備をしておりました。
その時に、幼稚園生の姪と甥が来ており、本堂の準備をしていると、二人は当たり前のように阿弥陀さまに向かって「なむなむ」と手を合わせていました。その姿を見て、私はふと、自分は日頃からこのように、純粋な気持ちで阿弥陀さまに手を合わせているだろうかと、問いを与えられたように感じました。
「なむなむ」とは、本当は「南無阿弥陀仏」とのことですが、「阿弥陀仏に帰依します」という意味を持つお念仏です。そして、この「南無阿弥陀仏」こそが、親鸞聖人の教えの中心にあるものです。
『歎異抄』の中にも「本願を信じ、念仏をもうさば仏となる」またと、はっきりと示されています。
私たちはつい、日々の忙しさの中で、形だけになったり、心が置き去りになったりしがちです。しかし、姪や甥の「なむなむ」に触れ、改めて、阿弥陀さまにまかせ、念仏を称えることの大事さを教えられました。みなさんも落ち着いて阿弥陀さんに「なまんだぶ」と称えてみてはいかがでしょうか。
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