【重要】新型コロナウイルスワクチン大学拠点接種に係るモデルナ製ワクチンについて
2021.08.26
関係者各位
本日、厚生労働省が、新型コロナウイルスのモデルナ製ワクチンに異物が混入していたとして、一部ワクチンの使用を見合わせると発表しました。また、武田薬品工業株式会社は、異物が混入したワクチンのロット番号(製品番号)を公表しています。
本大学が、8月24日・25日に実施しました大学拠点接種におきまして使用したモデルナ製ワクチンは、公表されているロット番号(製品番号)には該当しないことを確認しましたので、取り急ぎご報告いたします。
今後も、本学園は新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる社会的要請に応え、自治体におけるワクチン接種の負担軽減に貢献するため、また学生・生徒・児童・園児・教職員等、学園関係者の健康と安全・安心を守り、学校生活を安心して送ることができるように努めてまいります。
【本件のお問い合わせ先】
学校法人光華女子学園
新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム
[E-mail] vaccine@mail.koka.ac.jp
新型コロナウイルスワクチン予防に係る大学拠点接種1回目接種完了
2021.08.25
本学園は、8月24日(火)・25日(水)の2日間、本学の学生、教職員および同居家族に加え、地元企業の皆さま等、約1,000名を対象としたワクチンの大学拠点接種1回目を実施いたしました。
看護学科・助産学専攻科の学生に実施した新型コロナワクチン接種と同様に、学内教職員で組織する新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム中心の運営で行いました。コロナ禍での「密」を回避するため、受付時間の分散や検温・消毒などの事前受付の設置など工夫し、ソーシャルディスタンスを確保することで、接種対象の皆さまが安心・安全に接種を受けられるような環境整備に努めました。
当日の接種オペレーション(受付、予診票確認、予診、薬液充填・充填チェック、接種・接種補助、接種後経過観察)は、医師免許・看護師資格を有する本学教員および関係医療機関のご協力のもと行いました。
今回の1回目ワクチン接種においても、重篤な副反応を発生した方はおらず、無事に終えることができました。
なお、大学拠点接種の第2回目は、9月21日(火)・22日(水)に実施いたします。
今後も、本学園は新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる社会的要請に応え、自治体におけるワクチン接種の負担軽減に貢献するため、また学生・生徒・児童・園児・教職員等、学園関係者の健康と安全・安心を守り、学校生活を安心して送ることができるように努めてまいります。
【本件のお問い合わせ先】
学校法人光華女子学園
新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム
[E-mail] vaccine@mail.koka.ac.jp
「平等」と「公平」
2021.08.12
住んでいる地域や性別、年齢や障がいの有無、社会的な地位など、様々な原因による不平等や社会的格差が長年、世界的な問題となっています。2015年9月の国連サミットで採択されたSDGsでは貧困や飢餓といった問題から、働きがいや経済成長、気候変動に至るまで、17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されており、2016年から2030年の15年間で達成するために国連加盟193か国がすべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な行動を呼びかけています。
そういった取り組みの中で昨今、世の中では物事が平等であること、公平であることに非常に敏感になっています。社会的問題の解決、すべての人が平等にいきいきと日々を過ごすことのできる社会は目指すべき世の中であり、素晴らしいことであると思います。しかし、その一方で、現代の社会では、平等性や公平性を追い求め、他者に排他的になってしまう面があるように感じます。特に猛威をふるっている新型コロナウイルスに関連する対応をめぐっては、日々不安な情報が流れ、人々の心が疲弊する中で、「自分だけが苦しい思いをするのは嫌だ」「自分はこれだけ我慢しているのに…」と、批判的に、「平等」「公平」を求める意見が多く見受けられました。
今一度、それぞれの言葉の意味を調べてみました。「平等」とは「差別がなくみな一様に等しいこと。」、「公平」とは「すべてのものを同じように扱うこと。判断や処理などが、かたよっていないこと。また、そのさま。」だということです。「平等」な状態を生み出すためには、それぞれの状況に応じて待遇を変える等、「公平」な判断が求められるということになります。したがって、当事者間や第3者に求められるのは、まず「自分とは異なる人(行動様式や価値観など)がいる」ということを認め、次にその「異なる人」を理解して、互いに折り合える地点を模索することが必要であると言えるのではないでしょうか。
私たちは「自分にとっての普通、当たり前」にこだわって、それ以外のものを認めることが苦手です。仏教ではこの、いわば「見方のクセ」を「分別」といい、それにこだわることを「執着」といいます。平等な社会の実現には,根底に「他者との違いを認めること」が必要で、自分の「見方のクセ」「分別」を見直していかなければなりません。この内省の知を仏教では「知恵」といいます。知恵によって内省していくことは,自分の分別から自分自身を解放していくことでもあるので、結果的には自分の可能性や価値を見出すことにもなります。自分自身の可能性や価値を自覚し、そして他者の可能性や価値も同様に認めた先に「平等」な社会・世界が存在するのであると思います。(宗教部)
【重要】新型コロナウイルスワクチン予防に係る大学拠点接種の実施について
2021.08.06
本学の大学拠点接種につきましては、既に申請を終え、準備を進めておりましたが、厚生労働省からのワクチン供給不足により、当初予定していた日程での実施が一旦保留となり、大変ご心配をおかけしておりました。保留の後、引き続き関係省庁との調整を続けてきましたところ、先般、文部科学省(厚生労働省)より、ワクチン配送可との通知があり、このたび本学園は、学生および教職員等を対象とした、ワクチンの大学拠点接種を以下のとおり、実施することを決定しました。
【実施概要】
1.実施期間: 〈第1回目接種〉 2021年8月24日(火)、25日(水)
〈第2回目接種〉 2021年9月21日(火)、22日(水)
2.実施会場:京都光華女子大学 瑞風館1階
3.接種対象:大学生、短期大学生、大学院生、学園教職員等のうち、接種を希望する者
4.ワクチン:政府配布の「モデルナ社製ワクチン」
※なお本事業は、ワクチン接種を強制するものでは決してありません。接種しないことにより、不利益を受けることはありません。
今後も、本学園は新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる社会的要請に応え、自治体におけるワクチン接種の負担軽減に貢献するため、また学生・生徒・児童・園児・教職員等、学園関係者の健康と安全・安心を守り、学校生活を安心して送ることができるように努めてまいります。
【本件のお問い合わせ先】
学校法人光華女子学園
新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム
[E-mail] vaccine@mail.koka.ac.jp
新型コロナウイルスワクチン2回目接種完了
2021.08.06
本学園は、8月5日(木)・6日(金)の2日間、医療現場への実習を控えている看護学科・助産学専攻科の学生と教員の希望者323名に対して、新型コロナウイルスワクチン接種2回目を実施いたしました。
7月8日(木)・9日(金)に実施した第1回目と同様に、学内教職員で組織する新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム中心の運営で行いました。コロナ禍での「密」を回避するため、受付時間の分散や検温・消毒などの事前受付の設置など工夫し、ソーシャルディスタンスを確保することで、接種対象の皆さまが安心・安全に接種を受けられるような環境整備に努めました。
当日の接種オペレーション(受付、予診票確認、予診、薬液充填・充填チェック、接種・接種補助、接種後経過観察)は、医師免許・看護師資格を有する本学教員および関係医療機関のご協力のもと行いました。
今回の2回目ワクチン接種においても、重篤な副反応を発生する学生や教員はおらず、無事に終えることができました。
なお、大学生・短期大学生・大学院生および教職員等を対象とした大学拠点接種の第1回目は、8月24日(火)・25日(水)に実施いたします。
今後も安心・安全な教育環境の実現に努めてまいります。
【本件のお問い合わせ先】
学校法人光華女子学園
新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム
[E-mail] vaccine@mail.koka.ac.jp
学園創立80周年記念事業「学園オリジナルグッズ」商品化最終報告会を開催しました
2021.08.02
本学園は2020年に学園創立80周年を迎え、在学生(在校生・園児)が参加できるイベントを開催し、学園創立80周年の節目に、今後長く活用できるオリジナルグッズを制作することで、学園創立80周年を全員でお祝いすることを目的として、学園に在籍する学生・生徒・児童・園児を対象に「学園オリジナルグッズアイデアコンテスト」を開催いたしました。
受賞企画の中から商品化に向け、ライフデザイン特論の受講生やライフデザイン学科・健康栄養学科の学生有志による検討チームを編成し、活動を行いました。
学生たちはコロナ禍でオンライン授業に切り替わり、対面での打ち合わせが難しく、準備期間も限られた中で、商品化に向けたマーケティング分析、連携企業への提案や調整などを主体的に取り組みました。
7月20日(火)に開催した「学園オリジナルグッズ」商品化最終報告会では、各チームともオリジナリティ溢れるプレゼンテーションを披露し、厳正なる審査の結果、短期大学部 ライフデザイン学科の学生リーダー組織「D‘*Light」より提案された「お香」が商品化されることが決定いたしました。
この企画は、「学園オリジナルグッズアイデアコンテスト」グッズ部門で優秀賞を受賞された高等学校3年生(受賞当時の学年)の清水 桃さんのアイデアをもとに、D‘*Lightのメンバーが「香りにのせて思い出を~80年の時間を銘記する」という想いのもと、真宗大谷派の宗門校である本学園に合った商品として提案されました。
今後、10月30日(土)に開催を予定している学園創立80周年記念式典での配布を目指し、皆さまにとって心に残る記念品となるよう制作を進めてまいります。
*D‘*Light:ライフデザイン学科の有志で集まった学生が中心となり、学内外でのイベントの企画・運営など、さまざまな活動を行う団体