光華女子学園

2022年度「学園花まつり」を開催しました

2022.04.18

4月18日(月)、本学園において幼稚園から大学、大学院までの全設置校の各校園代表が一堂に会する「学園花まつり」を行いました。今年度も新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、規模、内容を縮小し開催いたしました。そのため、各校園代表および一部の参加者以外の学生生徒等および教職員は、教室や事務室からオンライン配信の視聴による参加となりました。

 

この行事は、仏教をお開きになったお釈迦さまの誕生日を祝う会であり、お釈迦さまが深く問われた、「人生をいかに生きていくか」、「本当に歩むべき道は何か」を園児~学生はもとより教職員を含めて、今一度自分自身を見つめなおす機会として、本学園の創立当時から続けている大切な行事です。

 

本学園では、当日は新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえで、規模、内容を縮小し、中高バトントワラー部によるパレード、小学生が引く白象の行進、中高吹奏楽部・軽音楽部・コーラス部による讃歌を取り入れた音楽法要的な内容で行いました。また、真宗大谷派僧侶でアナウンサーの川村妙慶先生の法話では、じゃんけんを例に挙げて、グー、チョキ、パーのどれを出しても負けるときも勝つときもある、負けたからといって“もうだめだ”と決めつける必要はなく“今日はたまたまそんな日”“つぎ、がんばろう”と考えればよいとお話されました。そして、負けることや怒りの感情を持つことはいけないことではなく、人間は弱いけれど、仏さまがおられるから安心だ、と考えて、今日も一日私らしく生きていきましょう、と呼びかけられました。

 

当日は、中学・高校正面玄関にお釈迦さまの誕生仏をおまつりし、在校生が自由に甘茶を灌仏できるようにして、学園全体でお釈迦さまのご誕生をお祝いいたしました。

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