光華もの忘れ・フレイルクリニック(認知症予防)が開院いたしました
2021.11.15
2021年11月15日、京都光華女子大学の併設施設として「光華もの忘れ・フレイルクリニック」が開院いたしました。
本院は、もの忘れ(認知症)予防等の支援により、地域の方の健康増進・地域医療の発展に貢献するクリニックとして地域住民の皆さまの心と健康に寄り添うとともに、医療・福祉に関する教育・研究を実践するための施設として活用してまいります。
本学健康科学部では看護師、管理栄養士、言語聴覚士などの専門職養成を行うなかで、医療情勢をめぐるさまざまな課題の解決に貢献できる実践力や応用力を備えた専門職養成に努めています。
本クリニックは、言語聴覚士・看護師養成のための臨地実習など、多職種連携や在宅ケアを実践しながら学ぶ教育の場として学生たちが活用していきます。
また、健康創造キャンパスの実現に向けて、認知症予防(フレイル予防)をテーマとした基幹研究を推進する研究機関として、得られた研究知見を健康科学部の教育内容に還元するとともに、地域住民の方々を対象にした認知症予防のための講習会などを開催するなど、地域貢献の一助となることを目指してまいります。
光華もの忘れ・フレイルクリニック ウェブサイト
第5回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました
2021.11.15
11月14日(日)、第5回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました。
本コンテストは株式会社わかさ生活、株式会社京都銀行、株式会社ECC、株式会社EdulinX、コアネット教育総合研究所、株式会社リクルート、株式会社LoiLo、京都新聞、京都府教育委員会、京都市教育委員会にご後援をいただき、学校法人光華女子学園が2017年度から開催しており、今回で5回目を迎えます。
英語を学ぶ子どもたちに、日頃の成果を発表する機会を提供することで、英語での表現力、コミュニケーション力を高めるとともに、英語を学ぶモチベーションの向上に寄与することを目的としています。
予選を突破しこの日の本選に進んだのは幼稚園・保育園児から高校生まで27名。
しっかり前を向いて話す堂々とした様子や発表に詰まってもすぐに立て直す冷静さなど、日頃の学習とこのコンテストに向けて積み重ねてきた練習の成果を披露してくれました。
京都外国語大学教授 ジェフ バーグランド先生を講師にお招きした記念講演では、「それ もっと早く聞きたかった!英語スピーチ上達法~発音・表情・ジェスチャー~」と題しご講演いただきました。会場も巻き込んだ分かりやすくユーモア溢れるお話に、参加者は笑顔で聞き入っていました。
今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、入場人数の制限やマスクの着用・手指消毒を徹底したうえでの開催となりましたが、YouTubeによるオンライン生配信を行い、多くの方々にご覧いただくことができました。
【表彰結果】
◆暗唱の部A 幼稚園・保育園(年少)~幼稚園・保育園(年長)
金賞 数馬 さくらさん(年長)
銀賞 徳田 楓さん(年長)
わかさ生活賞 上倉 実桜さん(年長)
コアネット賞 龍味 恵麻さん(年長)
コアネット賞 北嶋 夏樹さん(年中)
優秀賞 廣石 建爾さん(年少)
優秀賞 本多 陽一朗さん(年長)
◆暗唱の部B 小学校(1年生)~小学校(4年生)
金賞 谷川 侑穂さん(小1)
銀賞 張 嘉翼さん(小2)
京都銀行賞 高橋 裕さん(小4)
コアネット賞 岡本 佳奈さん(小2)
優秀賞 濱野 碧依さん(小2)
◆暗唱の部C 小学校(5年生)~中学校(3年生)
金賞 谷川 和霞さん(中1)
銀賞 山形 美欧さん(中2)
ECC賞 山本 芽咲さん(中1)
コアネット賞 一瀬 由梨枝さん(小5)
光華賞 中井 洋子さん(中2)
優秀賞 馬場 柚希さん(中2)
◆スピーチの部D 小学校(3年生)~小学校(6年生)
金賞 中村 禮仁さん(小6)
銀賞 徳田 杜生さん(小3)
コアネット賞 齊藤 実和さん(小5)
EdulinX賞 大畑 那月さん(小5)
◆スピーチの部E 中学校(1年生)~高等学校(3年生)
金賞 川添 シェリさん(高2)
銀賞 宮﨑 嘉奈子さん(中3)
コアネット賞 新免 千空さん(高1)
EdulinX賞 石川 香那さん(高1)
優秀賞 松本 芭美さん(高2)
◆団体賞
京都市立高倉小学校 様
KOKA ENGLISH CONTESTに於いて5年連続参加者を輩出し、優秀な成績をのこしていただき本大会に貢献された功績を称え表彰いたしました。
光華もの忘れ・フレイルクリニック(認知症予防)を開院いたします
2021.11.09
学校法人光華女子学園(理事長:阿部 恵木)は、もの忘れ予防等の支援により、地域の方の健康増進・地域医療の発展に貢献するとともに、大学の併設施設として、医療・福祉に関する教育・研究を実践するため、11月15日(月)に「光華もの忘れ・フレイルクリニック」を開院いたします。また、開院に伴い、11月14日(日)にクリニックの内覧会を開催いたします。
急速な少子化の進展、疾患構造の変化、医療技術の先進高度化や制度的な看護業務の拡大、地域医療と在宅医療連携の問題など医療情勢をめぐる課題の解決に貢献できる実践力や応用力を備えた専門職育成が必要であるとし、教育研究に活用できるクリニックを学内に設置いたします。
言語聴覚士・看護師養成のための臨地実習または実習前のプレ実習(演習)として位置づけ、常に地域社会とリアルにつながる環境をつくりだし実践教育を行うことで、多職種連携や在宅ケア等に有効な実践力・応用力の養成をさらに推進していきます。また、健康創造キャンパスの実現に向けて、認知症予防(フレイル予防)をテーマとした基幹研究を推進するとともに、得られた研究知見を健康科学部の教育内容に還元します。
【光華もの忘れ・フレイルクリニック(認知症予防) 概要】
名称:学校法人光華女子学園 光華もの忘れ・フレイルクリニック
開院日:2021年11月15日(月)
標榜科目:脳神経内科
基本理念:早期相談によるもの忘れ(認知症)予防、フレイル予防を目的としたクリニックです。女子大学ならではの視点を生かし、地域の皆さまが安心して暮らせるよう地域包括ケアの一部として心と健康に寄り添ったクリニックを目指します。
実施内容:
・もの忘れ(認知症)予防・フレイル*¹ 予防の支援及び研究を行う。
・認知症につながる骨粗鬆症や運動機能低下、栄養不足等の予防対策を実践・研究する。
・地域包括ケアシステムで活躍できる人材の育成の場とする(大学の実習施設)。*²
・クリニックの活動を通し、得た知見を研究業績としてまとめ、発表する。
*1 フレイルとは、健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のこと
*2 言語聴覚士、看護師等医療・福祉専門職の養成のために活用します。
院長:上田 敬太(京都光華女子大学 健康科学部 医療福祉学科 言語聴覚専攻 教授)
住所:〒615-0882 京都府京都市右京区西京極葛野町44
電話番号:075-325-1711
URL:https://clinic.koka.ac.jp/
【光華もの忘れ・フレイルクリニック(認知症予防) 内覧会】
当クリニックの医師・スタッフ、設備や内装などの様子やもの忘れ(認知症)予防、フレイル予防について知っていただき皆さまの不安を少しでも解消し、安心して通っていただきたく開院前に内覧会(見学会)を開催いたします。
開催日:2021年11月14日(日)
時間:受付開始10:00 15:00終了
場所:〒615-0882 京都府京都市右京区西京極葛野町44 光華もの忘れ・フレイルクリニック
内容:10:15頃~ 学長挨拶、医院長挨拶
2021年度「学園報恩講」を行いました
2021.11.05
11月5日(金)、本学園光風館講堂において学園報恩講を厳修しました。
この学園報恩講は、宗祖親鸞聖人のご命日をご縁に、聖人の恩徳を感謝するとともに、聖人の御教えを改めて聞思する機会として、親鸞聖人によって開顕せられた浄土真宗の教えを建学の精神とする真宗大谷派関係校である本学園において、最も大切にしている宗教行事です。
親鸞聖人のご命日は11月28日ですが、その日は本山東本願寺で勤められている本山報恩講のご満座(最終日)にあたるため、本学園では、阿部恵水初代中学・高等学校校長のご命日である11月7日に繰り上げて、本学園関係物故者の追悼法要とともに執り行っています。今年は、7日が日曜日にあたるため、11月5日に行いました。
各校園から、園児・児童・生徒・学生、同窓会代表、学園物故者のご遺族、教職員が参列し、園児から大学生までの代表による献灯、献花、焼香が厳かに行われました。
その後、村上 宗博 先生 (真宗大谷派 願教寺住職)による法話では、「親ガチャ」という言葉をテーマにご自身の体験を織り交ぜながら、仏教では自らを取り巻く環境は自らが決断し、生み出したものであるとされていることから、自らが選んだ親に感謝しましょうとお話しいただきました。
ひとりじゃない
2021.11.01
「独生独死独去独来」(仏説無量寿経)仏教の言葉です。耳にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「ひとりで生まれ、ひとりで死んでいく。
ひとりでこの世にやって来て、ひとりでこの世から去っていく。」
大変寂しい響きに聞こえますが、これが私たち生きとし生ける者の命の真理とも言えます。
広辞苑によれば、「人間」という言葉は、「じんかん。人の住む所。世の中。世間。」と記され、人と人との関係性を表す言葉だと理解できます。
しかし、その「人間」ですら、ヒトとしては「独生独死独去独来」なのです。況んや他の生物をや、となるのではないでしょうか。
「バラバラでいっしょ-差異(ちがい)をみとめる世界の発見」
今から20数年前、「蓮如上人500回御遠忌」の際、真宗大谷派(東本願寺)が掲げたスローガンです。現在、国際社会でグローバル化が進められ、盛んに言われているSDGs、持続可能な共生社会の実現に先んじたものとも言えます。「山川草木悉皆成仏」という仏教の根底にある精神こそが共生社会の実現の鍵だと思われます。
「ひとりじゃない」
1 人と生まれたことの意味をたずねていこう
人はひとりでは生きていけない ほら ひとりじゃない
うれしい時は 誰かが一緒に喜んでいる
つらい時は 誰かがそばで支えてくれる
ひとりじゃない ひとりじゃない 昔も今もこれからも
この詩は、2年後の2023年にお迎えする「宗祖親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年」慶讃テーマソングで優秀賞を受賞された串馬千聖(くしま ちさと)さんが作られました。受賞後のインタビューで串馬さんは次のように語っています。
「『自分ひとりでは何もできないよ。』 母がいつも言っている言葉を思い出しました。私も含め、若い人たちは人と関わるのが面倒くさいと思ったり、ひとりになりたいと思ったりします。しかし、たとえひとりでいたとしても、自分のことを想い、考え、見守ってくれる家族や友人、ご先祖様がいることを忘れないでおこう。そして、私も大人になったとき、家族や友人のことを想い、考え、見守れる優しい人になりたいと願い、この詞を書きました。」
串馬さんは京都光華高等学校2年生在学時にこの作詞をされました。現在は、京都光華女子大学こども教育学部に通っておられます。
「独生独死独去独来」の我が身、我が命ではありますが、この詩のように「生まれたことの意味をたずね」ることを通して、「共生社会」の中で、「誰か」と倶に生きていければ、この上なく幸せなことだと思われます。
串馬さんの詩は、以下のように続きます。
2 人と生まれたことの意味をたずねていこう
人はひとりになりたい時もある でも ひとりじゃない
晴れの日 くもりの日 誰かが遠くで見守っている
雨の日風の日 誰かが離れて祈ってくれる
ひとりでも ひとりじゃない 昔も今もこれからも
3 人と生まれたことの意味をたずねていこう
決して途切れない未来へつなげていこう
うれしい時は 私が一番に喜んであげる
つらい時は わたしがそばで支えてあげる
ひとりじゃない ひとりじゃない 昔も今もこれからも(宗教部)
今日こそ努め励むべきなり
2021.10.06
パーリ仏典『中部経典』の第131経「一夜賢者経」(片山一良訳『中部』第6巻、pp.136-142)の一節です。ゴータマ・ブッダは「過去を追いゆくことなかれ。未来を願いゆくことなかれ。過去はすでに過ぎ去りしもの、未来は未だ来ぬものゆえに、現に存在している法を、その場その場で観察し、揺らぐことなく動じることなく、智者はそれを修するがよい」と説いてから、上記の言葉を発しました。智者は,過去に縛られたり追憶に浸ることなく、また未来に妄想したり期待することなく、まさに今この瞬間にブッダの教えに導かれ、自分や自分の周囲にあるものごとを正しく観察することに怠ることなく励む者とされています。この言葉に対して、上座部仏教の学僧ブッダゴーサ(5世紀前半)は「『今日はまだ支障がある。明日か明後日にやろう』という気持ちを起こさず、『今こそやろう』というように精進すべきだ」と注釈します。
昨年の頭から新型コロナウイルスが世界的に流行し、私たちは新型コロナウイルスとともに生きる世界に無理やり放り込まれたと言えます。さまざまな制約のある生活を送り、明かりが見えないことに不安を感じながら過ごしてきました。強いストレスにさらされていることから、人々の不満が社会において蓄積されています。自分こそが正義だと思い込み、他者を攻撃する人々の姿を多く見るようになりました。そのような社会の空気の中で、私たちはついついこの状況を言い訳にして、自身の「努め励むべきこと」をないがしろにしてしまいがちです。「このような状況のときに頑張っても意味がないよ」と心の悪魔がささやくのです。言い訳ばかりしてやらないといけないことを後回しにしてしまう心の弱い自分がいます。
上記の経典においてゴータマ・ブッダは、自分の現実をその場その場で確かめることに揺るぎなく取り組む者を智者としています。そこに環境・社会の状況を言い訳にする姿はありません。コロナ前の世界に執着し、またコロナ後の未来を不安視し絶望することに囚われるのではなく、今ここで自分の人生を丁寧に歩んでいくことが大事なのだとこのゴータマ・ブッダの言葉は教えてくれます。この言葉に学び、簡単にあきらめの気持ちを起こすことなく、不安や苦しみが渦巻くときこそ、自分自身を見つめ直し、自身の行動、考え方を振り返っていきたいと思います。自分にとって都合の良い妄想をするのでなく、自分や周りのものごとの真実をしっかりと確かめていくことが、コロナ禍で疲れた心を元気にするためにも必要なのかもしれません。
まだまだコロナ禍は続きますが、それを言い訳にして心を閉ざすことなく、一瞬一瞬の学びを大切にして、日々精進していきたいものです。(宗教部)
新型コロナウイルスワクチン予防に係る大学拠点接種終了のお知らせ
2021.09.22
本学園は、9月21日(火)・22日(水)の2日間、本学の学生、教職員および同居家族に加え、地元企業の方等、1,000名を対象としたワクチンの大学拠点接種2回目を実施いたしました。
8月に実施しました1回目接種と同様に、学内教職員で組織する新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム中心の運営で行いました。コロナ禍での「密」を回避するため、受付時間の分散や検温・消毒などの事前受付の設置など工夫し、ソーシャルディスタンスを確保することで、接種対象の皆さまが安心・安全に接種を受けられるような環境整備に努めました。
当日の接種オペレーション(受付、予診票確認、予診、薬液充填・充填チェック、接種・接種補助、接種後経過観察)は、医師免許・看護師資格を有する本学教員および関係医療機関のご協力のもと行いました。
今回の2回目ワクチン接種においても、重篤な副反応を発生した方はおらず、無事に終えることができました。
今後も、本学園は学生・生徒・児童・園児・教職員等、学園関係者の健康と安全・安心を守り、学校生活を安心して送ることができるように努めてまいります。
【本件のお問い合わせ先】
学校法人光華女子学園
新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム
[E-mail] vaccine@mail.koka.ac.jp
その用事が何であったか
2021.09.08
「不要不急の外出を避けるように・・・」
第5波とよばれている、未だおとろえを見せない新型コロナウイルスの感染拡大に不安な生活を強いられています。ニュースなどで毎日のように聞くこの四文字の言葉は、三密を避け、感染拡大を抑えるための大切な呼びかけではあるが、一方でマンネリ化し、言葉だけが虚しく過ぎ去っていく感は否めないのではないでしょうか。日々の新規感染者数で一喜一憂する私たちは、何が「要」で何が「急」なのかは、今も多くの人が頭を悩ませています。
今月の言葉「その用事が何であったか」は、杉山平一さんの「生」という詩の中で問いとし私たちに語りかけてくれています。
ものを取りに部屋に入って 何を取りに来たのか忘れて 戻ることがある
戻る途中でハタと思い出すことがあるが
その時はすばらしい
身体が先に この世に出てしまったのである
その用事が何であったか
いつの日か思い当たる時のある人は幸福である
思い出せぬまま 僕はすごすごあの世へ戻る
誰もが皆意識してこの世に誕生して来た人はいません。気がついたらこの世に生を受けていたのです。日々の生活の中で、忘れたことを思い出すように、気づいた人はすばらしいです。しかし、また、思い出せずに命を終えていくのも私たちです。
私たちには、「この世に出てきた用事」があります。用事とは、言い換えれば私たちが「何のために生まれてきたのか」という人生の根本的な問題です。
この世界に生まれて、本当に大切なことに出会わなければならないことを蓮如上人は、「宝の山にいりて、手をむなしくしてかえらんにことならんものか」という言葉で表しています。それは、宝の山の中に本当は入っているのに、それに気づかず、何も手にすることなく帰っていってしまうことを、例えられています。杉山さんの詩は、本当は「なぜ自分は生まれてきたのか、何のために生きているのだろうかと」と、根底に問いかけをいただいているといえましょう。生まれてきたものは、老い、病になり、必ず死ぬことを、誰もが知っています。しかし、日頃は不安と恐れを心の底に隠して、見ないように、触れないように、考えないようにして、それを見ずに過ごしてしまっている私がいます。
「なぜ、生まれて、なぜ生きるのか。」人生の用事をいつか思い出す時が来るのでしょうか。
「その用事は何であったか。」は、決して人間の方からは気づくことはできません。仏法を通して、いただいていく世界であり、それは自分自身が「その用事」を生涯を通じての問うていくことになります。(宗教部)
【重要】新型コロナウイルスワクチン大学拠点接種に係るモデルナ製ワクチンについて
2021.08.26
関係者各位
本日、厚生労働省が、新型コロナウイルスのモデルナ製ワクチンに異物が混入していたとして、一部ワクチンの使用を見合わせると発表しました。また、武田薬品工業株式会社は、異物が混入したワクチンのロット番号(製品番号)を公表しています。
本大学が、8月24日・25日に実施しました大学拠点接種におきまして使用したモデルナ製ワクチンは、公表されているロット番号(製品番号)には該当しないことを確認しましたので、取り急ぎご報告いたします。
今後も、本学園は新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる社会的要請に応え、自治体におけるワクチン接種の負担軽減に貢献するため、また学生・生徒・児童・園児・教職員等、学園関係者の健康と安全・安心を守り、学校生活を安心して送ることができるように努めてまいります。
【本件のお問い合わせ先】
学校法人光華女子学園
新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム
[E-mail] vaccine@mail.koka.ac.jp
新型コロナウイルスワクチン予防に係る大学拠点接種1回目接種完了
2021.08.25
本学園は、8月24日(火)・25日(水)の2日間、本学の学生、教職員および同居家族に加え、地元企業の皆さま等、約1,000名を対象としたワクチンの大学拠点接種1回目を実施いたしました。
看護学科・助産学専攻科の学生に実施した新型コロナワクチン接種と同様に、学内教職員で組織する新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム中心の運営で行いました。コロナ禍での「密」を回避するため、受付時間の分散や検温・消毒などの事前受付の設置など工夫し、ソーシャルディスタンスを確保することで、接種対象の皆さまが安心・安全に接種を受けられるような環境整備に努めました。
当日の接種オペレーション(受付、予診票確認、予診、薬液充填・充填チェック、接種・接種補助、接種後経過観察)は、医師免許・看護師資格を有する本学教員および関係医療機関のご協力のもと行いました。
今回の1回目ワクチン接種においても、重篤な副反応を発生した方はおらず、無事に終えることができました。
なお、大学拠点接種の第2回目は、9月21日(火)・22日(水)に実施いたします。
今後も、本学園は新型コロナウイルス感染症拡大防止にかかる社会的要請に応え、自治体におけるワクチン接種の負担軽減に貢献するため、また学生・生徒・児童・園児・教職員等、学園関係者の健康と安全・安心を守り、学校生活を安心して送ることができるように努めてまいります。
【本件のお問い合わせ先】
学校法人光華女子学園
新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム
[E-mail] vaccine@mail.koka.ac.jp