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「京都光華ウクライナ支援チャリティーコンサート」を開催しました

2023.01.05

12月17日(土)、ウクライナ人道危機救援を目的とした「京都光華ウクライナ支援チャリティーコンサート」を開催し、259名の方にご来場いただきました。
本コンサートは、在日ウクライナ大使館にご後援いただき、公益財団法人 京都日本語教育センター 京都日本語学校のご協力のもと、京都府に避難されているウクライナ人女性アーティスト2名をお招きし、本学の学生生徒との共演を行いました。

 

当日は開演前に筝曲部や軽音楽部によるウェルカム演奏とともに、ご来場者をお出迎えしました。

 

 

コンサートは阿部恵木理事長の挨拶からはじまり、本日のゲストであるウクライナ人アーティストのカタリナ・トカチェンコ氏(音楽家、女優、ボイストレーナー)とユリヤ・ボンダレンコ氏(画家、アーティスト)が紹介されました。

 

 

その後、中高吹奏楽部が「ウクライナ国歌」「光華女子学園の歌」を演奏し、ウクライナ豆知識コーナーと称してウクライナの国旗や料理、著名人等が紹介されました。

 

ウクライナ人アーティストと学生生徒との最初の共演は、カタリナ氏と中高の和太鼓部・筝曲部・軽音楽部による「情熱大陸」です。カタリナ氏の美しいサックスの音色から始まり、筝曲部・和太鼓部・軽音楽部と順に演奏が重なり、総勢11名の大迫力の演奏でした。

 

 

続いて、中高和太鼓部が「黎明」を単独演奏し、カタリナ氏のソロ演奏で「Sir Duke」「I feel good」「Chervona Ruta」が披露されました。

 

 

コンサートの後半はユリヤ氏によるウクライナに関する講演から始まりました。結婚されて間もない頃に戦争が始まり、旦那様は徴兵され離れ離れに。生まれ育ったご実家に避難されましたが、そこもすぐに侵攻が広がりました。
ユリヤ氏は2015年頃から日本語を学んでおられ、ドイツの日本市を訪れた際に購入したダルマをご実家に飾られていました。ダルマの目はどちらも描いていませんでしたが、侵攻が広がり、妹の住むドイツに避難する際に、「早く戦争が終わりますように、生きられますように」と願いを込めて、ダルマの目を描かれたそうです。

 

講演後の質疑応答では中高の生徒から日本の印象や、ドイツに避難民が多いことに対して質問があり、続いて大学こども教育学科の学生によるピアノ伴奏で、ウクライナ民謡「二つの色」がユリヤ氏の歌唱とともに披露されました。

 

 

 

 

最後のプログラムは、カタリナ氏と大学のよさこいサークル「京炎そでふれ!華羅紅(からくれない)」の共演として、華羅紅の2022年度オリジナル演舞「叶桜奏(しおん)」が披露され、阿部敏行学園長の挨拶で終演となりました。

 

 

ご来場いただいた方々からは、「ユリヤさん、カタリナさん、生徒の平和への思いが伝わるとても素敵な舞台だった」「ウクライナに思いを馳せる貴重な時間をいただいた」など、多くのメッセージが寄せられました。

 

チャリティーコンサートでは募金活動も行われ、これまでに高等学校の生徒たちがウクライナ支援活動として得た募金と併せて248,721円が集まりました。全て、ウクライナ大使館に寄付いたします。

 

光華女子学園はすべての人が健やかに暮らせる“Well-Being”な未来の実現を目指しています。ウクライナ支援をはじめ、すべての人が健やかに暮らせるよう、学生生徒等一人一人に、そして地域に寄り添い、社会の要請に応えてまいります。

「ぼんのうよ」 (木村無相さん)

2023.01.04

 あけましておめでとうございます。年を越しても未だ、新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが見えず、感染不安や新しい生活様式によるストレスを感じる状況は続くと思われますが、令和五年の新しい年を迎え、夢と希望、新たな決意を胸にスタートを切ろうではありませんか。

 今月は、波乱万丈の生涯の中で、念仏の教えに帰依され、求道の苦悩や真実に出会えた喜びを綴った多くの詩(念仏詩集)を残された念仏者、木村無相(きむら むそう)さんのことばを紹介します。
 新年を迎えましたので、まずはこのことばを紹介します。

「元旦や 今日のいのちに 遭う不思議」

 このことばは、みなさまもどこかでお聞きになられたことがあるかと思います。
 私たちは多くのめぐみやおかげさまの中で生きていることをわかっていても、今ここにある私の「いのち」は、当たり前のこととして、自分の中で捉えてしまっているものなのです。そんな無知でどうしようもない私たちは、元旦を迎え、生きている(生かされている)こと、「いのち」に今日も遇えたことを「不思議」と受け止め、報恩感謝の生活を営むことが大切であると、このことばから教わることができるのです。

また、念仏詩集には、「ぼんのうよ」という詩があります。

「ぼんのうよ―― わたしが わるいのだ ぼんのうは わたしの いうまま
ぼんのうは わたしの おもうまま ぼんのうよ―― わたしが わるいのだ」

 この詩は、読み返せば読み返すほど、深い気づきを得ることができます。みなさまはこの詩を読まれてどのように感じられるでしょうか。煩悩というのは人の醜い部分であり、苦悩の原因でもあります。私たちは、この煩悩への考え方について、ともすれば、自分だけではなく誰にでも存在する「煩悩」自体が悪であると捉え、「煩悩」という何か別のものが、自分というものに作用しているのではないか、よって苦悩の原因は自分のせいでは無いのだと、潜在的に考えてしまっているのではないでしょうか。
 この詩は、煩悩というのは私がコントロールしているもので、自分そのものであり、生きていく上での苦悩の原因は、やはり「自分そのもの」なのですよと、説かれています。
 誰もが迷いなく、希望や目標を持って人生を歩みたいと思うものですが、私たちはそれぞれに思い悩み、不安を感じ、前に進めない経験をするものです。
そんなとき、仏道に光を見いだされ、自身を厳しく見つめられた木村無相さんの詩の一つひとつから、大切なことを学ぶことができるのです。

宗教部

第13回KOKAエコアワード表彰式を行いました

2022.12.22

12月14日(水)、本学園にて第13回KOKAエコアワード表彰式を行いました。
「KOKAエコアワード」は本学園創立70周年を記念して、2010年度より実施してきた学園行事です。
①エコアイデア部門、②標語・短歌(和歌)部門、③作文部門、④ポスター部門、⑤作品部門から構成され、エコに関する作品・アイデアの中から、優れた内容を表彰します。
エコアワードは、学園のエコ活動を多くの方と共有したいとの思いから、引き続き保護者(ご親戚・ご兄弟含む)や卒業生の方だけでなくお取引先様からも、エコ川柳(標語・短歌(和歌))を広く募集しております。さらに、今回はTEAM EXPO 2025*のご縁から、地域社会の活性化と人材の育成を目指すべく、第一生命保険株式会社様からご協力をいただきました。その結果、各校園・企業、団体様から1506点もの素晴らしい作品・アイデアがエントリーされ、下記の通り部門ごとに表彰しました。
これからも光華女子学園は、学齢に合わせた環境教育と環境活動を行い、地球環境に貢献していきます。
*本学はTEAM EXPO 2025の共創パートナーに登録されています。

 

 

 

 

 

受賞作品一覧
【① エコアイデア部門  児童・生徒・学生部門】
銅賞 「プラスチックゼロの日」
 大学 キャリア形成学科3年 安原 佑莉菜/藤澤 愛菜
入選 「マイボトルでジュースをGet」
 大学 キャリア形成学科3年 上田 杏奈/岡本 理奈/岡本 亜紗希/高科 絢菜
入選 「教科書の再利用ポスト」
 大学 キャリア形成学科3年 勝木 友莉乃/加藤 陽佳/立入 晴菜
入選 「木屋太ンブラー」
 大学 キャリア形成学科3年 中村 緋菜/照井 志保/飯田 優花

 

【② 標語・短歌(和歌)学生・生徒部門】
金賞 「京のまち 戻る賑わい 試される 景観壊さぬ 礼儀と美意識」
 大学 心理学科4年 森川 奈央
第一生命特別賞 「地球は 生き物全ての シェアハウス」
 中学校 3年 竹林 歩乃香
銀賞 「エコバッグ 自宅待機じゃ 意味がない」
 高等学校 1年 足立 梨梨子
銅賞 「言いたくない 地球に昔 住んでたと」
 中学校 3年 原田 詩音
入選 「できるだけ 食べて減らそう 食品ロス」
 小学校 6年 西村 柚乃
入選 「里帰り 森林伐採 落ち着かない 私の故郷は 姿を変えた」
 大学 キャリア形成学科1年 菊森 いつみ

 

【②標語・短歌(和歌)教職員部門】
金賞 「食材を 使い切ること 意識して いつのまにやら 料理上手に」
 大学 キャリア形成学科教員 佐藤 嘉洋
第一生命特別賞 「まだ捨てぬ うちのオカンの 「取っておき!」 発想1つで ゴミを道具に」
 高等学校 教員 間浦 幹浩
銀賞 「節電を 「我慢」ととらず 「くせ」とする」
 小学校 教員 矢野 雅東
銅賞 「ウニのカラ 畑にまいて 肥料とす 次のいのちに つながる気持ち」
 地域連携推進センター 職員
入選 「洋服を 繕いなおし 子につなぐ」
 大学 キャリア形成学科コモンズ職員 藤原 佳那
入選 「空見上げ 燕帰りし 姿見て 約束するよ この地で待つと」
 大学 キャリア形成学科教員 小野寺 かれん
入選 「思いやり 地球の声聴き 光華(効果)あり」
 小学校 教員 原野 のり子

 

【②標語・短歌(和歌)卒業生・お取引先様その他部門】
金賞 「節電で 見えた夜空の 流星群」
 第一生命株式会社 市瀬 健史 様
第一生命特別賞 「地球人 1日1エコ EARTHテキ」
 京都市消防局 右京消防署 横田 実莉 様
銀賞 「エコバッグ 気付けば数が エコじゃない」
 京都銀行 西京極支店 蔓 皓一朗 様
銅賞 「京野菜 勧めるお店を エコ贔屓」
 みずほ証券株式会社 須賀 結加 様
入選 「空見上げ 一駅先へ ウォーキング」
 株式会社ワークアカデミー 宮藤 英樹 様
入選 「ありがとう 包まなくても 伝わる気持ち」
 株式会社ワークアカデミー 上井 彩希 様
入選 「ふと、気づく 日々の始末の 奥深さ いかすよ 明日も。 先人の知恵」
 生活教養科卒業生 笹間 ゆかり 様

 

【③ 作文部門】
金賞 「配送車風力発電」
 高等学校 2年 中村 玲於奈
銀賞 「サステナブルな未来への挑戦」
 高等学校 1年 奥田 愛唯
銀賞 「地球の姿を届けて」
 高等学校 2年 加藤 南花
銅賞 「サステナブルな未来の実現に向けて」
 高等学校 1年 藤井 奈々
入選 「ファストファッションと環境問題」
 大学 看護学科2年 橋本 穂香
入選 「主婦を越えろ ~地球にやさしく・財布にやさしく~」
 大学 健康栄養学科2年 弥吉 萌乃

 

【④ポスター部門】
金賞 「守ろうきれいな海を」
 小学校 6年 石浦 千聖

 

銀賞 「解け続ける 永久凍土」
 高等学校 3年 宮本 真洸

 

銅賞 「旬のやさいをたべよう」
 幼稚園 年長 小川 門土

 

入選 「STOP まだ使えるよ」
 小学校 6年 山本 梨紗
入選 「ごみ削減、地球はもう限界です」
 高等学校 3年 加藤 杏実
入選 「その手で すくえる」
 高等学校 3年 大橋 美月

 

【⑤作品部門】
金賞 「SDGsゴミを分別しよう!!」
 幼稚園 年長 奥田 結愛

 

銀賞 「再生キャンドル」
 小学校 5年 掃部 真

 

銅賞 「きれいなしぜんをたいせつにしよう」
 幼稚園 年長 山田 麗子

 

入選 「おしろのえんぴつたて」
 幼稚園 年少 八木 静香
入選 「3Rで地球をまもろう!」
 小学校 2年 藤井 杏梨
入選 「ボトルで海の中」
 小学校 2年 北里 衣理佳

 

受賞された皆さん、誠におめでとうございます。

2022年度「成道会」を行いました

2022.12.15

12月8日(木)、釈尊(お釈迦様)が悟りを開かれた日をご縁に、釈尊のみ教えを改めて聞思する機会として、成道会(じょうどうえ)を行いました。

 

今回の成道会には、光華小学校2年生と教職員が参列し、真宗宗歌や恩徳讃などの仏教讃歌の斉唱・勤行・焼香などを行いました。

 

法話では、阿部恵木理事長が「善(ぜん)、良いこととはどんなことですか?」「悪(あく)、悪いこととはどんなことですか?」と問いかけ、「友達と仲良くする」「家のお手伝いをする」「悪口を言う」など児童たちからさまざまな意見が出ました。

人にはそれぞれ「我(が)」があり、善悪はそれぞれの「我」によって変わってしまうものです。私たちは善も悪もわかっていると思って生きていますが、親鸞聖人は「自分は善も悪もわかりません」と語られました。この不思議な考えを学んでいくのが光華での学びです。皆さん一緒に学んでいきましょうと呼びかけられました。

 

 

 

 

 

 

「京都光華ウクライナ支援チャリティーコンサート」を開催します

2022.12.14

12月17日(日)にウクライナ人道危機救援を目的とした「京都光華ウクライナ支援チャリティーコンサート」を開催いたします。

本コンサートは、在日ウクライナ大使館にご後援いただき、公益財団法人 京都日本語教育センター 京都日本語学校のご協力のもと、京都府に避難されているウクライナ人女性アーティスト2人をお招きし、学生生徒・地域の方々と戦争と平和ついて考えていくことを目的としています。

当日は、音楽家、女優として活躍されているカタリナ・トカチェンコ氏によるソロ演奏や画家、アーティストとして活躍されているユリヤ・ボンダレンコ氏によるウクライナに関するご講演の他、本学園の学生生徒ともご共演いただきます。

どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお申込みください。

 

【開催日時】 2022年12月17日(土) 16:00~18:00(15:30会場)

【場  所】 本学園 光風館 講堂

【主  催】 学校法人光華女子学園

【後  援】 在日ウクライナ大使館

【協  力】 公益財団法人 京都日本語教育センター 京都日本語学校

【申し込み】 https://forms.office.com/r/xuVvZGUWyh

 

詳細はこちらをご覧ください。

京都市が発行する「グリーンボンド」への投資について

2022.12.12

学校法人光華女子学園は、京都市が発行する「グリーンボンド」への投資を実施しました。
「グリーンボンド」とは、環境改善効果を有するプロジェクトに充当先を限定した資金調達のために発行される債券です。本債券は、国際資本市場協会(International Capital Market Association: ICMA)が定義する「グリーンボンド原則2021」、および「環境省グリーンボンドガイドライン2022年版」への適合性について、株式会社日本格付研究所(JCR)からセカンドオピニオンを取得し、最上位の評価「Green1(F)」を受けています。

 

本債券で調達される資金は、京都市が取り組むSDGsの達成に資するグリーン化事業に充当され、主な事業内容は省エネ改修事業(施設のLED化)、環境性能に優れた市有施設の整備事業、河川整備事業です。

 

「仏教精神に基づく女子教育」を建学の精神とする光華女子学園では、学生一人一人に寄り添う教育の実践のため、これまでもこうした有価証券投資による資産運用収益を学生・生徒・児童・園児への奨学金や家庭の経済支援、教育研究活動の向上のために活用しております。今回、本債券を購入することで、SDGsへの取り組みとして、環境・社会・経済の課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。

 

光華女子学園は、これからも学校法人としての公共性・公益性に鑑み、その社会的使命と役割を果たすとともに、グローバル社会の直面するさまざまな課題解決に貢献してまいります。
また、今後も適切なリスク管理のもとで、社会的責任の観点も考慮し、安定的な運用益を確保するため、資金の運用を継続的に実施していきます。

 

本件に関するお問い合わせ先
学校法人光華女子学園 学園運営部 TEL075-325-5214

予が如き頑魯の者、あに敢てせんや。

2022.12.05

 この言葉は、平安時代中頃の僧で、日本浄土教の祖と言われる源信僧都(九四二~一〇一七)の言葉で、その著『往生要集』の「序」にあります。そこには源信僧都が著した念仏往生の指南書ともいうべき『往生要集』撰述の趣旨が述べられています。当時、源信僧都は僧侶の中で「学徳」の第一と評される僧でした(『続本朝往生伝』)。その僧都が、自らのことを「予が如き頑魯の者」(私のような頑なで愚かな者)と表わしたのでしょうか。

 僧都が生きた時代は日本が末法の時代に入るという末法元年(永承七年、一〇五二)を前に自然災害、疫病の流行、争いの頻発など、人々の生活は悲惨な状態で、まさに末法の世の到来を実感させる時代でした。「序」には「濁世末代」と述べられています。このような時代であるから人々は、往生極楽の教えや修行を自らの「目足」とし、求めて精進していました。しかし、顕教といい密教といいその教法は一つではなく、いろいろの修行法もあり難しい選択でした。智力に優れ、精進を怠らず実行できる人は自力で往生極楽することも可能であるかもしれないが、「予が如き頑魯の者」には精進に堪え目的を達すること(往生極楽すること)が出来ない。と、自らを含め多くの人々の現実を理解されたのです。そうして源信僧都は、これまで学び修めてきた教法の中から、阿弥陀仏の本願念仏による救済を頼むことを勧められました。『往生要集』はこのようにして撰述され「この故に、念仏の一門に依りて、いささか経論の要文を集む。これを披(ひら)いてこれを修むるに、覚り易く行い易からん。」と述べておられます。源信僧都は本文「正修念仏」のの中に「大悲倦き(ものうき)ことなくして常に我が身を照らしたまう。」と述べられ、阿弥陀仏の大慈悲の光明は、遍く十方世界を照らし、念仏の衆生を摂取して捨てることはない。「頑魯の者」である私もまたかの摂取の光明に照らされてある。と、感激の言葉を述べておられます。

 この源信僧都の「頑魯の者」は、自らを見つめ自らに名乗られた法然上人の「愚痴の法然坊」、親鸞聖人の「愚禿親鸞」の名乗りを思い出します。                     二〇二二年十二月

 ※親鸞聖人は源信僧都を、お釈迦さまの説かれた念仏をとなえることによって阿弥陀仏の浄土に往生するという本願念仏の教えを正しく伝えてくださった印度・中国・日本の七人の高僧の六番目・第六祖として尊崇されています。

健康科学部医療福祉学科社会福祉専攻の学生がオレンジリボン運動を行いました

2022.11.29

11月9日(水)、オレンジリボン運動の一環として、健康科学部 医療福祉学科 社会福祉専攻1年生の有志の学生たちが、光華小学校5年生の児童を対象に、オレンジリボン運動の紹介とともに、子ども虐待をテーマに講義を行いました。

 

「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。オレンジリボン運動を通して子どもの虐待の現状を伝え、多くの方に子ども虐待の問題に関心を持っていただき、市民のネットワークにより、虐待のない社会を築くことを目指しています。(認定NPO法人児童虐待防止全国ネットワークのHPより抜粋https://www.orangeribbon.jp/

 

本専攻ではオレンジリボン運動に力を入れて取り組んでおり、多くの学生が有志で活動に参加していま す。今回は児童が虐待についての正しい知識を習得し、虐待を予防したり、虐待を解決する方法を身に付けることを目的に学園内連携として開催いたしました。

 

講義は2クラスに分けて行われ、学生の質問に対し児童が思い思いに意見を発表したり、クイズではグループに分かれてディスカッションをしたり、児童も積極的に講義に参加していました。

 

講義後、児童からは「自分が嫌だと感じたことを意思表示することの大切さを知れた」「オレンジリボン運動を知ることができて良かった」といった声がありました。

 

 

 

また、11月18日(金)には同専攻1年生の別グループが京都四条河原町の交差点でチラシを配布し、オレンジリボン運動の周知を行いました。

 

多くの人が立ち止まって学生の話に耳を傾けていただき、150枚のチラシを配布することができました。

 

 

本学がオレンジリボン運動に参画したのは今年で2年目となります。これからもオレンジリボン運動の取り組みを広げ、子ども虐待のない社会を築くことを目指していきます。

第6回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました

2022.11.21

11月13日(日)、第6回KOKA ENGLISH CONTESTを開催しました。

本コンテストは株式会社わかさ生活、株式会社京都銀行、株式会社ECC、株式会社EdulinX、コアネット教育総合研究所、株式会社リクルート、株式会社LoiLo、京都新聞、京都府教育委員会、京都市教育委員会にご後援をいただき、学校法人光華女子学園が2017年度から開催しており、今回で6回目を迎えます。
英語を学ぶ子どもたちに、日頃の成果を発表する機会を提供することで、英語での表現力、コミュニケーション力を高めるとともに、英語を学ぶモチベーションの向上に寄与することを目的としています。

 

114名の応募の中から予選を突破し、本選に進んだのは幼稚園・保育園児から高校生まで27名。本学園からも小学生2名、中学生1名、高校生1名が参加しました。

 

今回は光風館講堂での開催で大きな舞台でのコンテストとなったため緊張した様子も見られましたが、日頃の学習とこのコンテストに向けて積み重ねてきた練習の成果を披露してくれました。

 

スピーチの部(D・E)は「SDGsの実現に向けて」のテーマを基に自己の意見や思いをまとめた原稿を作成し、発表する部門です。年々内容も深まり、各自、各学校での取り組みの成果が見られました。

 

 

同志社女子大学名誉教授 杉野 徹先生を講師にお招きした記念講演では、「英語って楽しいな」と題しご講演いただきました。音楽を用いて会場を巻き込んだご講演に参加者は笑顔で聞き入っていました。

 

 

今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、YouTubeによるオンライン生配信を行い、多くの方々にご覧いただくことができました。

 

 

【表彰結果】
◆暗唱の部A 幼稚園・保育園(年少)~幼稚園・保育園(年長)
金賞 畑 侑吏さん
銀賞 島本 龍さん
わかさ生活賞 松島 皐月さん
コアネット賞 津村 桃花さん
優秀賞 岡田 恭榎さん

 

◆暗唱の部B 小学校(1年生)~小学校(4年生)
金賞 入江 ヒカル 姫愛さん
銀賞 柳瀬 るんさん
京都銀行賞 岩田 ゆきさん
コアネット賞 岡本 佳奈さん
優秀賞 荘子 大祐さん

 

◆暗唱の部C 小学校(5年生)~中学校(3年生)
金賞 柳瀬 うるるさん
銀賞 鹿野 翔太さん
ECC賞 脇田 玲那さん
コアネット賞 山本 芽咲さん
光華賞 荒木 海寧さん
優秀賞 佐伯 咲太朗さん

 

◆スピーチの部D 小学校(3年生)~小学校(6年生)
金賞 渡邉 綾乃さん
銀賞 東 希々花さん
EdulinX賞 福西 慶人さん
コアネット賞 小林 史果さん
優秀賞 橋本 理子さん

 

◆スピーチの部E 中学校(1年生)~高等学校(3年生)
金賞 中村 禮仁さん
銀賞 中井 洋子さん
EdulinX賞 西本 実乃梨さん
コアネット賞 藤川 紗代さん
優秀賞 石田 哲彬さん
優秀賞 大槻 陽菜さん