光華女子学園

今月のことば

平成16年のことば
煩悩無数誓願断(ぼんのうむしゅせいがんだん) 「四弘誓願」

我々一人一人には、無条件に救い取らずにはおかないという、仏の願いが掛けられています。その願いに応えて、我々と共に仏の世界に誘われようとする、理想的人格としての「菩薩」の願いが、「四つの弘い誓願」の名のもとに纏められました。その第二節が「煩悩無数誓願断」です。
いかに心の平静を装うとも、人間である限り、内面には様々な煩悩が頭をもたげます。四苦八苦といわれる煩悩の究極は、生まれたら必ず死ぬという不安であり、食べなければ生きられないという悩みです。この悩みがある限り、人間は聖者にはなれず、凡夫としての一生を過ごすしかありません。
しかしそんな人間にさえ、菩薩の願いは「煩悩を断じさせずにはおかない」という誓願となって、我々一人一人に掛けられています。ある時ふと、「こんなことでよいのだろうか?」と我々が自省の念を持つのは、まさに菩薩の誓願の故なのです。(太)

過去のことば

2017年

11月

2016年

2015年

2014年

2013年

2012年

2011年

11月

2010年

2009年

12月

2008年

2007年

2006年

2005年

2004年

2003年

2002年

2001年

2000年

ページトップへ