「その光 華のごとし」
(『観無量寿経』「水想観」)
(『観無量寿経』「水想観」)
釈尊が説かれた『観無量寿経』にあらわれるこのことばは、生きとし生けるものが、この世の縁尽きる時に必ず生まれるといわれる、ピュア・ランドとしての浄土の光景を表現しています。この時空に満ち満ちて、無条件にあらゆるいのちを包み込む光に目を向ける時、個々のいのちが華としての光彩を放ちはじめるのです。
本学園総裁の故大谷智子東本願寺裏方は、学園創設に際しこのことばから校名を選び取られました。そこには万物が帰一する理想世界を胸に秘めて、真摯に学業にいそしむ校風作りが意図されています。このように、光華女子学園は仏教精神に基づく女性教育の場なのです。