いま真実心というは 浄土をもとめ 穢土をいとい
仏の願を信ずること 真実の心にてあるべしとなり(『唯信鈔』)
仏の願を信ずること 真実の心にてあるべしとなり(『唯信鈔』)
本学学園は「真実心」を校訓としています。このことばが校訓に選び取られた意図は、できるだけ一般にも理解しやすく、かつ仏教の真意を伝えるものであるというところにあるのです。平易に「まことの心」と言い換えてもよいと思います。
本学園の精神的基盤である浄土真宗が尊重する『唯信鈔』という書物には、この語の意味を端的に、「浄土をもとめ 穢土をいとい 仏の願を信ずること」と表現しています。いのちそのものの尊重は、生の世界だけではなく死してもなお変わることがありません。なぜなら一切のものは、永遠の過去・無限の彼方から今ここにあることを願われているからなのです。そういう大いなる願いに支えられてこそ、我々がこの世を精一杯生きることが可能になるのです。
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