念仏もうすのみぞ、
すえとおりたる大慈悲心にてそうろう『歎異抄』第四条
すえとおりたる大慈悲心にてそうろう『歎異抄』第四条
たとえば、いつも人にやさしく接して、決して他人を傷付けたりしまいと思っている人でも、時として過ちで人に怪我をさせることも起きます。自分には悪意がなかったのだといくら言い訳をしても、相手の傷は消えることがありません。自分が平穏無事に生きているのは、どこかで自分が良い人間だからだと思いがちなのですが、人間は事と次第によっては、まったく意図しない行為に走ることもあるのです。そんな私たちが安心して生活することが出来るのは、ほんとうは誰一人も取りこぼすことのない大きな願い、すなわち「末通りたる大慈悲心」に包み込まれているからではないでしょうか。
過去のことば
2024年
11月
9月
5月
4月
2023年
11月
10月
8月
7月
2月
2022年
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
1月
2021年
11月
10月
9月
8月
7月
3月
2月
2020年
11月
6月
2019年
12月
11月
8月
6月
5月
2018年
11月
9月
8月
5月
4月
3月
2017年
11月
10月
1月
2016年
12月
5月
2015年
11月
9月
1月
2014年
12月
5月
2013年
1月
2012年
2011年
11月
7月
2010年
9月
3月
2009年
12月
11月
8月
3月
2008年
12月
11月
2007年
11月
2006年
12月
11月
10月
2005年
12月
11月
10月
9月
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年