若葉が出る 花が咲く なんと いのちの不思議さよ
―南御堂掲示板から―
―南御堂掲示板から―
寒風の吹きすさぶ寒い寒い季節、枯れてしまったように見える枝にもひっそりと、若芽が小さな頭をもたげている。やがてこの若芽は清々しい葉っぱに成長し、私たちに生命のいぶきを感じさせてくれる。また、輝くばかりの花と咲き、生命の美しさを見せ付けてくれる。 この生命のいぶきも輝きも美しさも、昨秋に役目を終えて散っていった葉っぱや花のあとに、新たに芽吹き成長してきたものだ。木々に毎年繰り返されるこの移ろいを見るとき、木という「いのち」の中で、葉っぱとして生き、花として生き、精一杯自らの役割を全うして散っていくこれら「葉っぱ」や「花」に「いのち」の不思議さを思わずにはいられない。自然の大地の「いのち」に生かされる木、その木の「いのち」に生かされる葉っぱや花、全て「いのち」を受け継ぎ、次へ「いのち」を引き継でいく。私たち人間も大いなる「いのち」に生かされ、生命を生きている。 生かされている「いのち」、葉っぱのように、花のように、そして私たち人間も、その役割を精一杯全うしていきたい。(宗)
過去のことば
2024年
12月
11月
9月
5月
4月
2023年
11月
10月
8月
7月
2月
2022年
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
1月
2021年
11月
10月
9月
8月
7月
3月
2月
2020年
11月
6月
2019年
12月
11月
8月
6月
5月
2018年
11月
9月
8月
5月
4月
3月
2017年
11月
10月
1月
2016年
12月
5月
2015年
11月
9月
1月
2014年
12月
5月
2013年
1月
2012年
2011年
11月
7月
2010年
9月
3月
2009年
12月
11月
8月
3月
2008年
12月
11月
2007年
11月
2006年
12月
11月
10月
2005年
12月
11月
10月
9月
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年