念仏もうすのみぞ、
すえとおりたる大慈悲心にてそうろう『歎異抄』第四条
すえとおりたる大慈悲心にてそうろう『歎異抄』第四条
たとえば、いつも人にやさしく接して、決して他人を傷付けたりしまいと思っている人でも、時として過ちで人に怪我をさせることも起きます。自分には悪意がなかったのだといくら言い訳をしても、相手の傷は消えることがありません。自分が平穏無事に生きているのは、どこかで自分が良い人間だからだと思いがちなのですが、人間は事と次第によっては、まったく意図しない行為に走ることもあるのです。そんな私たちが安心して生活することが出来るのは、ほんとうは誰一人も取りこぼすことのない大きな願い、すなわち「末通りたる大慈悲心」に包み込まれているからではないでしょうか。
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