2026年4月、光華学園は創立86周年を迎えるにあたり、建学の精神を現代社会において実装することをめざした新たな目標として「STAY BONBU, CO-CREATE WELL-BEING」を掲げ、新たな一歩を踏み出しました。
今月のことばは、本学園が掲げる「STAY BONBU, CO-CREATE WELL-BEING」に込められた願いについてお話ししようと思います。
永遠でも絶対でもないものにすがり、足ることを知らず、常に他人と比較して不安を抱え、苦しむ存在――。
これこそが煩悩から逃れることのできない人間の本質であり、「私」自身の姿(凡夫)であったのだとの気づき。
そして、その気づきによって、私たち人間の本質的な願いとは、お金や地位、成功や賞賛、「好かれたい」といった表面的な欲望そのものではなく、それらの欲望を生み出す「不安から解放され、自分の存在を受け入れてもらいたい」、「安心して健やかに暮らしたい」という願いであり、それが「私」自身の願いでもあったのだと理解するに至る(安心(あんじん)、WELL-BEING)。
こうした気づきを促すのが、校訓に「真実心」を掲げ、仏教、特に親鸞聖人が明らかにされた真宗の教えを基盤とする光華教育の根幹です。
「STAY BONBU, CO-CREATE WELL-BEING」とは、社会のさまざまな方々とともに、人間の本質的な願いであるWELL-BEINGな社会を目指し、共に歩み続ける(共創する)学園でありたい、という宣言です。
このように本学園は、仏教精神を体現した人材が人々と共創することによって、不安を和らげ、将来に期待を持てる温かみのある社会を創る、すなわち「Well-Beingな社会を共創する」という願い(STAY BONBU, CO-CREATE WELL-BEING)を掲げ、実社会においてその具体化に取り組みます。応援いただければ幸いです。
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