凡夫であることを忘れないということは念仏の智慧なのです
凡夫とは、ボンブと読みます。
仏教で言う凡夫とは、貪(むさぼり・執着)、瞋(怒り・嫉妬)、痴(愚痴・無知)という自分の力では制御しきれない煩悩に惑わされ続ける迷い多き私たちのことです。あるがままの私たちは弱く愚かな存在です。
にもかかわらず、日々の私たちは、「自分が正しい」と思い込み、その正義がぶつかり合い、争いの根にすらなっています。
このような善人たる私たちが、自らを見つめ、省み、悪人ともいうべき本当の自分の姿に気づかせてくださるのが、お念仏の世界です。
あるがままの私を、それでよいのだよと受け入れ、そのまま救ってくださる阿弥陀如来の慈悲を顧みて、ただただお念仏申すことこそ真宗の智慧なのです。
私のものさしで問うのでなく、私のものさしを問うことの大切さを、「南無阿弥陀仏」のお念仏が気づかせ、教えてくださいます。
おのおのが凡夫であることを自覚しつつ、自らの未来を追求し、共に豊かな人生・社会を創造していきましょう。
「STAY BONBU, CO-CREATE WELL-BEING」
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